特殊清掃をするのに資格は必要?プロが教える特殊清掃とは?...

特殊清掃コラム

亡くなった人の部屋の清掃をするのには通常のハウスクリーニングではよくないということをご存じでしょうか?亡くなった人の部屋の清掃をするには特殊清掃というものを行わなければいけません。
では、特殊清掃を行うことができる人というのはどのような資格が必要で、資格取得にどのくらいの費用が必要なのでしょうか?その辺を詳しく紹介します。

特殊清掃に必要な資格と取得に必要な料金

特殊清掃に必要な資格と取得に必要な料金

特殊清掃士になるために必要な資格や資格取得に必要な費用について紹介します。

事故現場特殊清掃士

特殊清掃に関する基礎知識をテキストベースで学べます。
また、実際の特殊清掃の事例研究を通じて特殊清掃の現場の様子もわかります。
取得費用としては、25,000円と2年後の更新費が5,000円かかります。

脱臭マイスター

脱臭に関する基礎知識を学ぶことでできます。
講義形式で受講します。
取得費用としては、協会会員は30,000円、一般は50,000円かかります。

遺品整理士

遺品整理の基礎知識から、遺品整理の現場でどのように振る舞うかなどをテキスト形式で学ぶことできます。
取得費用としては、25,000円と2年後の更新費が5,000円かかります。

普通自動車免許

軽トラックやトラックを運転するのに必要な資格です。
現在取得すると車両総重量3.5トン、最大積載量2.0トン未満までしか運転できません。
取得費用としては、20?25万円かかります。

特殊清掃の資格と取得の難易度

特殊清掃の資格と取得の難易度

特殊清掃の資格と取得それぞれの特殊清掃の資格についての詳細を資格内容や資格取得の方法などから見ていくことにしましょう。

事故現場特殊清掃士

事故現場特殊清掃士は、事故現場特殊清掃センターが発行している特殊清掃に関する民間の資格です。
資格取得の難易度は、テキストをしっかり勉強すれば合格できるので3段階でいうと難易度2程度となります。
また、資格取得の合格率が約65?70%ということもあり、難易度はそこまでたかくありません。
事故現場特殊清掃士は、受講資格は誰でも受講ができて、受講資格は2ヶ月間(目安)でます。
テキストが送られてきて、そのテキストを見ながら勉強していく方式になっています。
そして最終的には試験を受けて、合格さえすれば晴れて事故現場特殊清掃士の資格を取得できます。
事故現場特殊清掃士の受講料は、入会金として25,000円、会費の有効期間が2年間で5,000円です。
事故現場特殊清掃士の資格取得に際して学べる特殊清掃に関する知識は次の通りです。
特殊清掃の基礎知識・特殊清掃のやり方・実際の特殊清掃の事例研究などです。
事故現場特殊清掃士の資格ではテキストベースで特殊清掃のことを学べる機会を得られます。
ただし、現場での実践練習はないので、実際の特殊清掃の現場で訓練するには特殊清掃業者に直接弟子入りするという形を取る必要があります。

脱臭マイスター

特殊清掃の2つ目の資格は、脱臭マイスターです。
脱臭マイスターは、一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会が発行しています。
脱臭マイスターは特殊清掃の資格というのではなく、脱臭に特化した資格です。
脱臭は特殊清掃の現場のだけではなくホテルや飲食施設などでも必要とされている作業で、このような現場でどのように脱臭を行うべきなのか?を脱臭に関する知識とともに学んでいける資格が脱臭マイスターです。
脱臭マイスターの資格取得までにかかる費用は、協会会員は30,000円、一般は50,000円です。
料金を支払って1日、もしくは2日間に渡る講義を聞くことで取得することが出来ます。
特殊清掃の資格の難易度としては、受講をすれば資格取得ができることから難易度1つとしました。
臭いを除去することに重きを置いた知識を身につけられるということで、特殊清掃を行う場合は適した資格ではないでしょうか。

遺品整理士

特殊清掃の3つ目の資格が、遺品整理士です。
遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士協会が発行している特殊清掃の資格になります。
遺品整理は特殊清掃の現場では殆どのケースで必要になってきていて、特殊清掃現場での臭いのついた遺品を整理することをしないと特殊清掃が完了しないとも言われています。
したがって、特殊清掃と遺品整理は密接な関係にあるといえます。
遺品整理士の場合、事故現場特殊清掃士と一緒で、受講資格は誰でも受講でき、受講資格は2ヶ月間(目安)です。
資格取得にかかる受講料は入会金として25,000円、会費が2年間有効で5,000円です。
遺品整理士の資格を取得しようとすると、テキストが自宅に送られてきて、それをベースに勉強をします。
自分のペースで勉強できますので、比較的柔軟に特殊清掃の資格取得ができるといえます。
こちらの資格は合格率が70%と非常に高く、しっかり勉強すれば誰でも合格することができるものになっていますので、資格取得の難易度も2つとしました。
遺品整理士の資格で、学べる内容としては次になります。
遺品整理の基礎知識・遺品整理の現場での振る舞い方・遺品整理の法律周りなどがあります。
事故現場特殊清掃士と同様に実戦形式で学ぶ機会はないので、実務として遺品整理をしたいということであれば、遺品整理業者で修行をさせてもらう方が良いでしょう。

普通自動車免許

特殊清掃の4つ目の資格が、普通自動車免許です。
特殊清掃の現場に向かうときは自動車で向かうことがほとんどで、そこで必要になってきます。
また、トラックを作業車として活用する場合が多く、トラックの運転としても免許が必要です。
普通自動車免許だと、ある一定の大きさ以上のトラックは運転できないので、特殊清掃業者を始めてから大きめのサイズのトラックが必要なときは、別途大型のトラックの免許を取得している特殊清掃業者もありました。
普通自動車免許の資格取得は合宿であれば2?3週間、通常の通いであれば早くても1ヶ月くらいはかかるでしょう。
難易度もしっかり勉強しないと落ちるので、資格取得の難易度は3となります。
特殊清掃の現場を終えて公共交通機関で帰ると、臭いが付いている服に対して乗客から嫌な顔をされる経験談を聞いたことがあるので、やはり車移動は必要だと言えます。

特殊清掃で前述の資格は必須?

特殊清掃で前述の資格は必須?

ここまで、特殊清掃を行う上で必要な資格について紹介してきました。
特殊性を行う上でもっとも必要な点は何なのか紹介します。

特殊清掃の資格取得は必須ではない!?

特殊清掃の資格は、一見資格を取得しておかないと仕事ができなさそうに見えますが、そんなことはありません。
特殊清掃の資格の中で国が定めているのは普通自動車免許だけであり、それ以外の資格については民間資格なので資格を取得していなくても仕事をすることはできます。
ちなみに、民間資格とは民間団体や企業が、独自の審査基準を設けて任意で認定する資格です。
民間資格は法律によって制度化されていないので、資格の有用性などを匠に謳って資格取得を促す悪質な資格もあり、注意が必要です。
従って、特殊清掃を依頼する側も、特殊清掃を始める側も、特殊清掃の資格があれば安心して特殊清掃の仕事を依頼できる・安心して仕事が得られると思わないことが大切です。
あくまで参考程度にしかならないと考えておきましょう。
もし特殊清掃を始めたいと思っている方がいるのであれば、特殊清掃の資格取得に時間やお金を使うよりは、特殊清掃業者で実務経験をさせてもらう方がよほど身につくので、覚えておきましょう。
また、特殊清掃業者に依頼する側に関しては、特殊清掃の資格をアピールしてくる特殊清掃業者よりは、特殊清掃での実績をアピールする業者を選ぶ方が安心できます。

特殊清掃の資格よりも業者選定で大切なこと

特殊清掃の資格よりも特殊清掃の業者を選ぶ上で大切なことは、次の5つになります。
特殊清掃の経験・特殊清掃業者の電話やメール対応・特殊清掃業者のホームページ・見積り時の特殊清掃業者の対応・特殊清掃業者の対応能力の5つになります。
特殊清掃業者を選ぶ必要があるとき、どうしてもわかりやすい特殊清掃の資格に目が行きがちですが、特殊清掃の資格よりも特殊清掃の経験数・特殊清掃業者の対応力などを選定基準として使うようにしましょう。

特殊清掃の経験
特殊清掃の資格よりも業者選定で大切だと思う1つ目は、特殊清掃作業をどれだけ経験したかです。
特殊清掃業者に聞いてみると、いろいろな現場があるとよく聞きます。
特殊清掃といっても程度がいろいろですから、程度が軽い現場もあれば程度が重い現場もあるということです。
自分が依頼しようとしている特殊清掃の現場がどの程度なのか?というのは分からないと思うので気にする必要はありません。
しかし、どの程度の特殊清掃の現場でも経験がある特殊清掃業者の方が安心して依頼できることは間違いありません。
従って、特殊清掃業者は価格・料金・費用で選ぶのではなく、経験値で選ぶことが大切です。
特殊清掃業者とのトラブルの1つに、特殊清掃がしっかりと完了できていなかったというものがあります。
これは特殊清掃業者が案件欲しさのあまりに依頼をとにかく安い金額で受注したものの、結果的に技術力が足りずに途中で止めてしまうというものです。
途中で止めるなんてありえないと思う方もいるでしょうが、この料金でできることはここまでですので、それ以上を希望する場合には別途料金が必要になります、といって結果的に費用が割高になることはよく起こります。
そのようなことにならないためには、最初からしっかりとした特殊清掃業者に依頼するというのがとても重要になってきます。

特殊清掃業者の電話やメール対応
特殊清掃の資格よりも業者選定で大切だと思う2つ目は、特殊清掃業者の電話やメールでの対応の質の部分です。
多くの特殊清掃業者はコールセンターをおかずに、作業員が電話に出るスタイルです。
したがって、メールや電話の質が特殊清掃業者によって非常に変わってきます。
メールや電話の応対の質を見極めることは、特殊清掃業者の作業の質がどれほど高いのか、それとも低いのかを見られる重要なポイントです。
特殊清掃業者さんの中でも、電話やメールの応対がしっかりとしているところとそうでないところがあり、やはり応対が適当だったり雑だったりする特殊清掃業者はお客の満足度が低い傾向があります。
従って、メールや電話での応対についてビジネス的な観点からしっかりとした文言、受け答えができているのか?をチェックしましょう。

特殊清掃業者のホームページ
特殊清掃の資格よりも業者選定で大切な3つ目は、特殊清掃業者のホームページがどれだけしっかりと整備されているかです。
特殊清掃業者のホームページは、昔ながらのホームページのように文言が雑然とならんでいるようなところもあれば、しっかりと写真などを使って視覚的にわかりやすく作っているところもあります。
ホームページ自体はお金をかければキレイにできてしまうので、注目するべきポイントは下記の3つです。
スタッフの顔写真があるか・お客様の声や作業実績が最低週に1度は更新されているか・ホームページ内のコンテンツ(ブログやサービスページなど)が充実しているかです。
特殊清掃業者のホームページがどれだけキレイにつくられていても、スタッフの顔写真が掲載されていないところはおすすめできません。
これという理由はありませんが、最近はスタッフの顔写真に「素材写真」と呼ばれる誰でも自由に使える写真を使っているホームページが非常に多いです。
自分たちの顔を見せられないほどの仕事をしている特殊清掃業者に依頼するのは少し怖いので止めておきましょう。
次にお客の声や作業実績が最低週に1度は更新されているかどうかを確認しましょう。
ホームページを新規に作成した当時からずっと変わっていないという特殊清掃業者も沢山います。
その反面、毎日更新されている業者もいて、そのような業者の方が安心して依頼できるのは間違いありません。
日を改めて何度かホームページを訪問し、特殊清掃業者のホームページが更新されているかどうかを確認しましょう。
最後にホームページ内のコンテンツが充実しているかをチェックします。
ホームページが1ページだけしかないという特殊清掃業者もいます。
ホームページでいろいろなコンテンツを配信している業者の方がホームページを活用して、お客にしっかりとアピールしようとしているので高評価でしょう。

見積り時の特殊清掃業者の対応
特殊清掃業者の見積り時の対応も特殊清掃の資格以上に重要視するべきポイントです。
特殊清掃業者に見積りに来てもらうときには、基本的には自分自身も立ち会いましょう。
忙しくてどうしても立ち会えない場合は仕方ないのですが、部屋まで入らなくても特殊清掃業者に会ってその時の対応力を評価するようにするのです。
特殊清掃の作業内容を分かりやすく解説しているか・特殊清掃の見積り書は作業項目を分けて掲載しているか・言葉遣いや服装は適切かなどが注目点です。
前述には、特殊清掃業者のお見積り時の対応を評価する3つのポイントをリスト化しました。
まずは見積りのときに、特殊清掃の作業内容に関して分かりやすく説明しているかという点です。
依頼者にとっては特殊清掃の作業は初めてのことが多いと思うので、特殊清掃の作業内容に関してしっかりと説明できるかをチェックしましょう。
特殊清掃業者の説明が明確で分かりやすければ分かりやすいほど高評価です。
また、特殊清掃業者に見積り書を提出してもらったら、見積り書の内容をしっかり確認しましょう。
曖昧な言葉、費用項目、説明書きが入っていないかを確認して、もし追加料金になるのであればどのような条件なのか?も同時に見るようにします。
追加料金自体は悪いことではありません。
不当な理由で追加料金を取ることが悪いのであって、追加料金のラインを明確にしてもらって、追加料金を支払ってでも行ってほしい作業であれば依頼しましょう。
言葉遣いや服装については、徹底されている特殊清掃業者の方が安心でしょう。
作業員同士での差が大きい場合は、社内教育が不十分だという判断もできます。

特殊清掃業者の対応能力
業者を決めるときは、特殊清掃業者の対応能力を見て最終的な判断を行いましょう。
対応能力という言葉自体が曖昧な言葉に見えますが、特殊清掃業者が依頼者にとって信頼感を与えてくれるかどうかという点を総合的に見ます。
特殊清掃業者の特殊清掃の作業の中身は、最終的には作業を依頼してみないとどれくらいなのか分かりません。
作業の質が分からない以上、自分が納得する・安心だと思える特殊清掃業者に依頼するのが正しいでしょう。
特殊清掃の資格を気にしすぎてしまうあまり、少し怪しい特殊清掃業者に依頼するよりは、特殊清掃の資格ではなく総合的な信頼感で選ぶ方が納得してからいらいできるでしょう。

特殊清掃業者の選び方と特殊清掃料金

特殊清掃業者の選び方と特殊清掃料金

特殊清掃業者の現状・探し方について詳しく紹介します。
また、特殊清掃料金はどのようになっているのかも見てみましょう。

特殊清掃御者を選ぶときの注意点

1.6%しか正規の業者がいない事実!
特殊清掃業者のHPや都道府県のHPを読み進めていると、ある一つの疑問に気が付くことでしょう。
殆どの業者が解体届出をしていないのではないか?ということに対する答えはほぼ無認可であります。

なぜ正規の資格取得業者が少ない
何故このような無秩序な業態なのか?疑問が起きてしまいます。
このような状態を生んだ背景を紹介します。
特殊清掃業者がそもそも解体届を知らない?特殊清掃業者の多くは何でも屋・遺品整理業・清掃業が前進の所が多く、または脱サラリーマンが多い事が一番の特徴です。
しかし解体届は建設業の為、そもそもの建設業の許認可という物を知らない業者がたくさんいます。
本来、自社が行う事業に対していつでもアンテナを巡らせておく事は事業活動として当たり前ですが、それだけ勉強不足な業者や個人事業主が殆どだと言えます。

特殊清掃業界の迷信が無許可業者を増やす背景?
物凄く儲かる・依頼が殺到している・誰かかがやらねばならい・低資本で開業できる等と書かれているHPなどの記事は枚挙にいとまがありません。
このような記事を鵜呑みにして開業した業者が多いと言う事です。
そこには業界で会員数が最大の一般社団法人遺品整理士認定協会が運営する特殊清掃士の資格も大いに関わってきます。
下記は特殊清掃士のHPより抜粋した文章です。
壁など復旧への負担を最小限に抑えながら解体を行いますと書かれているように、解体業務を推奨し、そこに資格がある事を伝えていません。
若しくは解体業は必要ではないとアナウンスを出しました。
確かに軽微な場合は必要ありませんが、作業の難易度が上がればより建設業の業務も含まれます。

知っているがお客にバレなければ良い?
先程までは知らなかったからと悪意が無くお客を欺くつもりではないので、まだかわいいものです。
知らなかったでは済まされない事は言うまででもないのですが、解体業が必要であるにも関わらず、多くの業者のHPには記載されていません。
何故なのか?それは、多くの業者が取得をしたくても安易に取得できるものではないからです。
言い換えれば取得できないから、お客に知られたくない、業界のタブー中のタブーです。

特殊清掃にかかる費用

実際の特殊清掃にかかる料金はトラックの積載量・作業量(人件費)である程度決まります。
例えば、火災現場の特殊清掃のようにすべての部屋の跡やニオイを消さなければいけない場合は、間取りによって費用が変わりますが、孤独死した部屋の場合、一部屋のみの清掃になるため、間取りはほとんど関係ありません。
加えて、消毒や消臭のために、オゾン発生器や特殊な薬剤を使用しなければいけない場合は、材料費として料金が発生します。
間取りでの料金提示は間違いではないのですが、大まかな目安としてだけ捉えておくほうが良いでしょう。

特殊清掃をするのに資格は必要?プロが教える特殊清掃とは?まとめ

特殊清掃をするのに資格は必要?プロが教える特殊清掃とは?まとめ

特殊清掃を行える人には資格が必要で、資格取得にどのくらいの費用が必要なのかを詳しく紹介してきました。
特殊清掃を行う人のことを特殊清掃士と呼ぶのが一般的で、必要な資格というのは、そこまでないということが分かったのではないでしょうか。
そんな特殊清掃士は専門的な知識を身につけているので、いろいろな清掃工事を請け負うことができます。
依頼するときの特殊清掃料金はどのくらいなのかもわかったのではないでしょうか。

【01月17日 07時21分現在】ただ今の時間、お電話すぐに対応いたします。
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