家族の誰かが亡くなった後、誰が何をどうすればよいのか全く分からないという人は、今から詳しく説明するので参考にしてください。
故人の後処理としては、相続人が故人の部屋の清掃、遺産の整理などを行うことになります。
今から、それらについて、素人でもわかるように説明します。
特殊清掃と遺品整理とはどういうもの?

家族の誰かが亡くなった後、部屋の清掃や残された遺品の整理などを行うことでしょう。
ここでは、特殊清掃や遺品整理について紹介します。
特殊清掃とは
特殊清掃とは、孤独死などの遺体があった部屋をもとの状態に戻す清掃のことです。
死後、遺体を発見するまでに日にちが経っている場合、血液や体液などが部屋中に悪影響を及ばしている場合がほとんどです。
壁や床、家具などに血液が付着して、体液の清掃、処分、ハエやウジなどの害虫の駆除、遺体から出る死臭の消臭などを行ってから次の入居者が問題なく入れる状態に戻します。
そして、清掃では対応しきれない場合は、壁紙、床材の交換などのリフォーム作業も行います。
特に、最も難しいのが死臭と呼ばれる遺体から発する独特の悪臭を部屋から消すことで、専門的な技術を持っている特殊清掃員がやってくれます。
遺体があったシミや死臭は、それを初めて見たり嗅いだりする人にとっては強烈なインパクトを残し、以後の日常生活ではトラウマになる精神面にダメージを与えてしまいます。
そのため、孤独死があった部屋の清掃はほとんどの場合、特殊清掃業者に依頼して清掃してもらいます。
特殊清掃業者の数は、この5年間で15倍ほどに増加していて、高齢者の孤独死が増えているのがよくわかります。
ほとんどのケースで、相続不動産を売却する際には個人の遺品を整理しなければいけないため、精神的な部分を含め非常に大変な思いをするので、遺品の整理、処分などは遺品整理業者へ依頼をしましょう。
遺品整理士とは
亡くなった方の遺品整理は一般的にその遺族たちが行っていました。
近年、高齢者の孤独死が社会問題になるなど遺品整理業者の需要が高まってきています。
その状況の中、遺品整理特有の事例に対し正しい知識を持つことが必要となってきていて、その中でも専門的な知識に精通していて遺品整理を行っているのが遺品整理士です。
一般社団法人遺品整理士認定協会が実施している講習を受講して合格認定を受けた者が遺品整理士として活動できます。
遺品整理士は、遺品整理業に対し正しい知識を持っていて、遺族に代わり法規制に遵守した遺品整理を行って、遺品整理業の正しい理解を世の中に広める活動を行っております。
特殊清掃料金と流れ

特殊清掃を業者へ依頼するときに掛かる費用がいくらになるのか、具体的な作業はどのようなことが行われるのかを事前に知っておくと、業者に騙されることもないでしょう。
ここでは、特殊清掃料金や作業に流れを紹介します。
依頼から作業への流れ
孤独死の場合、発見されてからはまずは警察、不動産会社に連絡します。
警察の検視が入ってから立ち入りが許可されて初めて、不動産会社や大家に連絡して、どこまでの修復が必要か確認し特殊清掃の依頼をするのが良いです。
死亡現場では、腐敗が進み体液が流れ出ているケースが多く、ハエなどの害虫が普段より多くなり、感染症を人に移すことがあるので、入室するときは必ず害虫を駆除してから入室してください。
初めての事で戸惑いや焦りによって正確な判断力ない可能性があるので、この場合は特殊清掃業者に相談するのがベストな選択でしょう。
料金相場
特殊清掃の主な作業は、害虫の駆除や空間除菌、汚染物の撤去や消臭作業ですが、孤独死の場合は、死後何日なのか、どこで亡くなったかによって作業方法ががらりと変わるので決まった料金設定というものがありません。
ただし、ある程度の目安の料金は予想できます。
1R・1Kは40,000円~120,000円で作業人数は1~2名、1DKは60,000円~160,000円で作業人数は2~3名、1LDKは80,000円~240,000円で作業人数は2~4名、2DKは100,000円~300,000円で作業人数は2~5名、2LDKは130,000円~350,000円で作業人数は3~6名、3DKは160,000円~450,000円で作業人数は3~7名、3LDKは180,000円~540,000円で作業人数は4~8名4LDK以上230,000円~650,000円で作業人数は4~10名となります。
同じ部屋の広さでも料金が異なる理由は、消臭箇所の広さ、処分したい家財の量や種類によって料金が大きく変動するからです。
そのため、前述した費用はあくまで概算・目安です。
特殊清掃料金の決まり方
特殊清掃の場合、亡くなってからどのくらい期間で発見できるのか、部屋のどの辺りで亡くなったのかで、やるべき必要な作業は変ります。
例えば、床の下に体液が流れ込んでいる現場の消臭を希望する場合、床を剥がして染み込んだ体液を除去しなければ、消臭出来ません。
特殊清掃で大切なことは汚染物をしっかり除去することで、薬剤を噴霧するだけ、オゾン脱臭機で脱臭をするだけでは、臭いが戻ってきて来る可能性が高いので、しっかりとした知識のある業者に分かりやすい見積りを出してもらいましょう。
この他に、遺品整理も必要です。
遺品整理では処分する物量の処分費が大きく影響します。
また、部屋の広さ、運び出しをする環境などにより日数が変わり、金額にも影響します。
特殊清掃、遺品整理共に作業完了までの日数に余裕があると料金を抑えられる傾向があります。
特殊清掃業者へ依頼するときに知っておくべきこと

故人の部屋の清掃を依頼する前に注意しなければいけない点がいくつかあります。
その注意点を紹介します。
特殊清掃にかかる費用はどのくらい?
特殊清掃料金は清掃内容によって大きく違いますが、一般的には6万円~12万円程度で対応可能です。
内訳としては、室内の消毒や消臭に2~3万円、汚れた部分の清掃に2~5万円、害虫駆除に2~4万円程度が相場でしょう。
特殊清掃に必要なメニューをパッケージにしたプランを提供する業者もあり、何を選んだらよいかわからないというときは便利です。
その一方で、パッケージの料金だけでは収まらないケースもみられます。
例えば、発見までに時間がかかると汚れが広がり、床材を剥離して交換する必要が出てくることもあります。
こうしたケースでは別途工事が必要になるので、特殊清掃料金も上乗せされます。
また、害虫が拡散した場合にも費用が上乗せになることがあります。
特殊清掃は対応の早さが重要
特殊清掃を行う場面にはめったに遭遇しないと思いますが、清掃が必要になったときに、賃貸の場合は、部屋を速やかに引き渡すためにも、すぐに対応したほうが良いでしょう。
そのため、問い合わせをしてから清掃までの待ち時間が長くなる業者は避けたほうがよいでしょう。
また、料金体系が明確であることも重要なポイントです。
清掃を終えてから予期せぬ追加料金を請求されないように、事前にしっかり見積もりして追加料金がかからない業者を選ぶと安心できます。
いざ特殊清掃をすることになると、慌てて業者の比較をしないで選ぶケースもあります。
しかし、できれば複数の業者の見積もりを比較すると、より納得できる成果が得られるでしょう。
消臭対策が万全の業者を選ぶ
特殊清掃は単に価格が安いから選ぶのではなく、清掃の質の高さで選ぶことが重要なポイントです。
室内の消毒や消臭作業を丁寧にしてもらえるかどうか、汚染箇所の清掃手順や内容などの事前説明を受けて、内容を比較するのがおすすめです。
特殊清掃で特に重要なのは、室内の消臭と消毒をしっかり行ってくれる業者を選ぶことです。
消臭と清掃を中途半端に行って臭いが残ると、もう一度特殊清掃を依頼しなければいけなくなります。
最初の清掃で完全に消臭・殺菌をすれば二度手間がかかりません。
業者を選ぶときは、これまでの特殊清掃の実績や口コミを確認しておきましょう。
一般的なハウスクリーニング業者よりも特殊清掃を専門にしている業者に依頼したほうが、仕上がりの質が高まると考えられます。
サービス内容を吟味することも大切
特殊清掃に対応する業者の場合、遺品整理にも対応していることが多いです。
遺品整理をセットで依頼すると、形見分けまで一度に済ませられるので、作業が効率よく進みます。
業者を選ぶときは、単に片付けのための清掃をするのではなく、遺族の気持ちに寄り添って遺品整理をしてくれる業者を選ぶのが最善の選択です。
遺品整理士が在籍する業者を選ぶのも選択肢の1つです。
実際にサービスを利用した人の感想をチェックするのも業者選びの参考になります。
特殊清掃後に故人の遺産相続をするとき

故人の遺品から遺産相続をするもの、思い出の品や形見の品、廃棄する物の仕分けをして、廃棄するものは業者がすべて処分する一括作業を行ってくれます。
遺品整理は遺族が行ったとしても、廃棄するものは別途廃棄業者に依頼しなければいけません。
この手間を考えると、最初から遺品整理業者に依頼するメリットは非常に大きいです。
また、遺品整理士が、法的な知識のもと遺産対象となる遺品を選別してくれたり、素人ではわからない部分も教えてくれます。
いつ依頼すればいいのか
それぞれの状況が異なるので、正解というのはありませんが、葬儀が落ち着いた後や四十九日の法要、一周忌が終わった後などの区切りの時期に依頼する方が多いです。
ただし、賃貸の明け渡しが必要となる場合は、なるべく早く手配をした方がいいでしょう。
相続不動産を売却する場合は、引渡し(残金決済日)までに家の中の物を片付けておかなければいけません。
通常は、買主を探して売買契約を締結して決済までに相当な時間がかかるので、最低でも1~2ヶ月くらいは余裕があるはずです。
その間に手配して業者に作業してもらえれば問題ありません。
作業日程は、だいたい2~3日から1週間程度の期間で作業完了してくれることが多いです。
業者によっては遺品整理業者の手配をするところもあるので、売却まで依頼する場合は、あえて自身で遺品整理業者を手配する必要はありません。
売却代金からの支払いにすることもできます。
費用はどれくらいかかるのか
一般的には、部屋の広さやトラックの容量で決めることが多いようです。
部屋の広さの場合は、1Kで3万円~、1DKで5万円~、1LDKで10万円~、2DKで15万円~、3DKで20万円~という感じで、荷物の量や作業時間で費用は前後します。
トラックの容量で決める場合は、1トンで5万円~、2トンで10万円~となります。
この中には作業員の人件費も含まれています。
別途料金が必要になりますが、片付け後のハウスクリーニングをやってくれる業者もあります。
ただし、家の中のものが大量にある場合や、孤独死等によって特殊清掃が必要な場合は、50~100万円くらいの費用が必要な場合もあります。
遺品の買取りをしてくれる場合がある
遺品整理業者の中には、廃棄する遺品を買い取ってくれる業者もあります。
買取代金を依頼料金から差し引いてくれます。
少しでも費用を抑えたい場合は効果的な方法です。
業者を選ぶ際には一つの判断基準となりそうです。
ただし、よほど高価で希少な遺品(絵画や壺のような骨董品・高級腕時計など)でない限り、買取価格は決して高額になることはないので、あまり過度な期待はしないようにしてください。
遺品整理業者利用時の注意点
遺品整理業者とのトラブルで多いのが追加料金の発生や遺品の誤廃棄です。
整理作業自体をすべて任せるのは問題ありませんが、遺族の方が立会してから確認をしながら進めれば、トラブルは避けられるでしょう。
また、事前にきちんと見積もりと荷物の追加が発生した場合の説明を受けておけば、追加料金に関するトラブルも防げるでしょう。
ただし、作業は一日程度で終わることはほとんどありません。
数日にまたがって朝から夕方まで作業するような場合は立ち会うことは難しいので、なるべく信頼できる遺品整理業者を探して依頼をするようにしましょう。
故人の遺品の相続や部屋の清掃はどうすればいいのかをプロが紹介!まとめ

家族の誰かが亡くなったときに家族は相続人になることが多く、その時何をすればよいのかに土江紹介してきました。
故人の亡くなった後は故人の住んでいた部屋の清掃屋遺品整理が必要で、それを相続人がいつ、どのようにすべきかについて詳しく紹介してきました。
亡くなった家族の相続人になったときに何をすればよいのかをここの情報で学んでください。
ただ今、お電話すぐに対応いたします。









