特殊清掃という仕事はどういうもの?どんな作業をするの?...

特殊清掃コラム

家族の誰かが亡くなって残された部屋の清掃屋遺品整理をしなければいけなくなります。
故人の家族が相続人になるので、義務として、残された部屋の清掃をしなければいけません。
そんな清掃作業を仕事として行っているのが特殊清掃員と言われるものです。
具体的に特殊清掃員はどのような仕事をして、相続人が特殊清掃を依頼するときに何に気を付けておけばよいのかについてわかりやすく紹介します。

特殊清掃業界の現状!

特殊清掃業界の現状!

故人の残された部屋などの特殊清掃を行う業界がありますが、現状どのような状況なのでしょうか。
詳しく見てみましょう。

業界の行き先は良好も競争激化

遺品整理と特殊清掃のスタッフは、ほとんどのケースで両方の業務を兼務していることが多いです。
つまり両方の知識と技術がないとできないということです。
これらの資格は民間資格ですが遺品整理士・事件現場特殊清掃士・脱臭マイスターなどを取得している人が在籍している会社が増えてきました。
一時期、テレビや雑誌で紹介されることも多かったことも影響してなのか、遺品整理と特殊清掃の業界にたくさんの人が参入するようになり、ちょっとしたブームになったこともありました。
ホームページなどもよく見かけますが、今は競争相手が多くなりすぎて、さすがに頭打ちです。
日本はこれからどんどん高齢化していき、人口が減っていくので、遺品整理も特殊清掃も需要は尽きないことでしょうが、大手企業も参入してきて、しかも独立という形で中小零細企業の競合も多くなり、競争は激化していきますが、中長期的に見れば決して悪い業界ではありません。

人手は不足している?いない?

この業界ではそれなりの求人数はありますが、人が大幅に不足しているわけではありません。
知識と技術を獲得したら独立する人が多いので事業所の数は多いのだが、少数精鋭でやっているところが多く、新規採用を求める業者は意外と少ない感じがします。
入社したいと思ったら、飛び込み訪問でアピールするか、ホームページでメールを出してみるか、ある程度の熱意が必要になるでしょう。

特殊清掃員になるために何が必要?

特殊清掃員になるために何が必要?

亡くなった人の残された部屋の清掃などは、特殊な清掃になります。
そこで必要なのはプロの清掃屋(特殊清掃員)です。
ここでは、そんなプロの清掃屋になるために何が必要なのかを詳しく紹介します。

特殊清掃員になるには?

具体的に特殊清掃員になるにはどうしたらよいでしょうか?遺体の異臭や汚染を除去して原状回復させるのが特殊清掃員の最大の仕事です。
特殊清掃員になろうと思ったら、まずいろいろな手段で情報を集めることです。
具体的には新聞や雑誌の求人欄を見たり、ホームページを検索したり、ハローワークに登録したり、一般的に思いつく就職活動を特殊清掃員というキーワードでトライしてください。
この業界は資格やコネクションではなく、熱意と責任感がすべてのような業界です。
あなたが真剣に動くことで、必ず特殊清掃員になれるのではないでしょうか。

特殊清掃員に資格はある?それは絶対に必要?

特殊清掃員について国や自治体が定めた公的資格は今のところ1つもありません。
しかし、業界にはいくつかの民間資格がいくつもあります。
もっともよく知られているのは事件現場特殊清掃センターが認定する事件現場特殊清掃士という資格で、特殊清掃の基礎知識や事例研究を学ぶことで認定されます。
しかし、絶対に必要というわけではありませんが「事件現場特殊清掃士」の認定を受けることで、お客に安定したサービスを提供できます。
また、現在特殊清掃の現場で注目されているのが一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会の脱臭マイスターという資格です。
特殊清掃が必要な現場で最も改善しなければならないことが臭いです。
遺体の体液等から発せられる「死臭」と呼ばれる一種独特の臭いは、知識のない中で中途半端に対応しても決して取れません。
正しい知識と技術が必要になります。
これも絶対必要なわけではありませんが、臭いが取れないと生活するのが困難になるので脱臭の技術はクライアントから一番求められる要素になるので取得しておくと特殊清掃員としては有利です。

特殊清掃員になるのに必要なのは気持ち

特殊清掃という仕事は、人の命と暮らしの終局に深くかかわることです。
そして死の現実に直面します。
特殊清掃員には資格以上に心構えが必要になってくるでしょう。

感染しない/させない
現場には亡くなった方の血液、体液、時には肉片などが残されています。
それらは絶対に触れることなく処理しましょう。
防護服を着るなどの感染対策は万全に。

正しい手順で作業する
特殊清掃については各社独自のマニュアルがあることでしょう。
そこには清掃方法や安全対策について詳しく書かれているはずなので、正しい手順で作業するようにしましょう。

必ず原状回復させる
特殊清掃員の使命はどのような現場でも元どおり原状回復させることではないでしょうか。
異臭、汚染、害虫などの問題を解決し、依頼人に満足していただきましょう。

亡くなった方に敬意を
遺品整理や特殊清掃で忘れてならないのは亡くなった方への敬意です。
現場には亡くなった方が生きていらした頃の痕跡や想いが残されています。
特殊清掃員として、それらを粗末に扱うことなく、敬意を払って清掃するようにしましょう。

気になる特殊清掃員の給料

特に特殊清掃は害虫や血液や体液や腐敗臭と向き合う厳しい仕事です。
だから儲かる、給料が高いと思われがちですが、実は期待するほどの高収入ではありません。
相場として会社に就職してもう6年目だと、基本給は30万円くらいです。
仕事柄、早朝作業や夜間作業があるので一般的に手当もつきますが、それでも月数万円です。
でも正社員で身分が安定しているという点は安心感があります。
もしパート・アルバイトで特殊清掃に従事したとしたら、仮に時給2000円として8時間労働で1日16,000円、月22日計算で352,000円になります。
でも仕事がない日もあるので収入面では不安定です。
大変な仕事で収入が不安定だとストレスになるのでやはり正規雇用を考えた方が良いでしょう。
それから作業着などのこまめな洗濯等、仕事が終わってからの作業も苦労します。
男性とはいえ臭いや汚れを放置できません。
特に作業中に来ていた衣服には臭いが付着していることが多く、帰社後、すぐに洗濯をしないと、次の現場などで作業着から異臭が立ち込め、お客に不快感を与えてしまう可能性があります。

事故物件の特殊清掃料金はどうなの?

事故物件の特殊清掃料金はどうなの?

これから事故物件を清掃していくにあたって、どれくらいの費用が必要なのでしょうか。
遺品整理業者への仕事の依頼で、知っておくべきことは、次の通りです。
一般的な遺品整理の費用相場・特殊清掃が必要なケースでの費用相場・費用相場から大幅にアップしてしまうケースです。
ここでは、全国的なケースをベースとして、どれくらいの費用相場となっているのか、費用相場から大幅に料金がアップするときとは、どのようなケースであるのかについて、説明します。

一般的な遺品整理の費用相場

いまから説明することは、あくまでも一般的な遺品整理業者の費用相場です。
そのため、会社によって金額は前後することがありますし、有料オプションの有無によっても大きく変わります。
今回のケースでは、事故物件ではない遺品整理を依頼した場合、どれくらいの料金が必要になるのかの目安にしましょう。
目安となる具体的な料金は、次の通りです。
ワンルーム(20,000円~100,000円)、1DK(20,000円~110,000円)、1LDK・2DK(60,000円~260,000円)、2LDK・3DK(10,000円~430,000円)、3LDK・4DK(130,000円~690,000円)、4LDK・5DK(140,000円~800,000円)となります。
遺品整理業者から見積もり書をもらった場合は、税込みとなっているのか、税別となっているのかによって、料金が大きく異なるため注意しなければいけません。

特殊清掃が必要なケースでの費用相場

事故物件といっても、すべての部屋で同一の作業が行われるわけではありません。
故人の遺体が直ぐに発見された現場と遺体の発見が遅れた現場では、作業内容が大きく違います。
そのため、必要に応じて次のような特殊清掃を依頼することになります。
腐敗体液・汚物撤去(20,000円~250,000円)、害虫駆除(15,000円~100,000円)、消臭消毒(20,000円~150,000円)、死臭消臭・特殊清掃+遺品整理(95,000円~1,400,000円)がかかります。
事故物件の広さや作業人数、処分予定のゴミの量や種類によって、見積もり書の料金は大きく違います。
ここに記載したことは、あくまでも目安のため、仕事の依頼前に詳細に関する打ち合わせを業者としなければいけません。

特殊清掃料金が相場よりも高額になる時とは?

事故物件を片付けるため見積もりを依頼すると、見積もり書の料金が大きくなってしまうことがあります。
料金の大幅アップの理由としては、ゴミ屋敷によるトラブルが大きく関係しているときです。
たとえば、通常のゴミの処分量よりも、10倍になった場合、処分料金も10倍となります。
そして、不要となる家具類や処分にお金のかかる特殊な家電製品が数多く含まれているときは、処分コストや運搬コストが高くなります。
そのため、事故物件の現場の状況によっては、どうしても料金が高くなってしまうことは、覚悟しておかなければいけません。

事故物件の特殊清掃を業者へ依頼するときの注意点

事故物件の特殊清掃を業者へ依頼するときの注意点

事故物件を遺品整理業者のサービスを利用して清掃する場合、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。
特殊清掃員に対して相談するときに注意すべきことは次の通りです専門的な資格を有する人へ依頼する・遺品整理後の盗品のチェックは、欠かさない・特殊清掃時に、高額な費用を請求されていないかチェックする・事故物件の特殊清掃で見積もりを比較する・安さだけで、業者を選んではいけないなどがあります。
ここでは、事故物件の清掃を業者に依頼するときに注意しなければいけない点について説明します。

専門的な資格を有する人へ依頼

特殊清掃員は、業者によって作業員の技術レベルが大きく異なるため注意しなければいけません。
事故現場であっても、専門的な資格がなければ仕事に着手できないことはありません。
作業員が無資格でも事故現場の清掃を担当できます。
しかし、遺品整理や特殊清掃に関して、仕事の依頼先が専門的な知識や資格をもっている方が、安心して仕事に関する依頼ができます。
たとえば、事件現場特殊清掃士という資格を持って入れば、ひどい事故現場でも迅速に片付けてもらえます。
遺品整理について相談するのであれば、遺品整理士の資格所有者の方が廃棄物に関する専門的な知識に基づいて作業に着手してくれます。
資格は、ないよりもあった方が良いに決まっています。

遺品整理後の盗品のチェック

悪質な遺品整理業者に特殊清掃の仕事を依頼した場合、大切な相続物である遺品を盗まれてしまう恐れがあります。
遺品整理では、特殊清掃員を自宅に入れなければいけません。
そのため、人の目がないタイミングを狙ってお金になりそうなものを業者から盗まれてしまうことがあります。
実際に、遺品整理業者を利用する場合は、作業完了後に何かなくなっている遺品はないか、しっかりチェックしてください。
万が一、事前に遺品を収集できる状況ならば、遺品整理される前に依頼者が保管しておきましょう。
重要なものについては、金庫に入れて保管しておくだけで、セキュリティ性を抜群に上げることができます。

特殊清掃時に高額費用を請求されていないか?

特殊清掃時では、どうしても費用が高くなりがちです。
そのような考えにつけこんで、不当な高額費用が請求されていないか注意してください。
本来でならば、依頼していない仕事が追加オプションとして含まれているかもしれません。
他にも、ごみの量によって別途費用を請求する可能性があるというような怪しい回答をする遺品整理業者の場合は仕事を依頼しない方が良いでしょう。
これ以上、追加費用が発生することがないのか、念入りにチェックして、高額請求の可能性を限りなく低いものにしてください。

事故物件の特殊清掃で見積もりを比較

事故物件の特殊清掃を業者に依頼するのであれば、必ず見積もり書を比較しましょう。
どれだけお手頃価格と業者からいわれても、実際に比較してみるまではわかりません。
もっと安い金額で事故物件の特殊清掃を依頼できるかもしれません。
安い見積もり書があれば、それを利用してもっと値段を下げられる可能性もあります。
値段交渉の材料にも利用できるので、不当な料金を請求されないためにも、うまく利用してください。

料金の安さだけでは選んではいけない

特殊清掃ができる遺品整理業者の中には、弊社がどのような業者よりも1番安いとアピールしてくるところもあります。
その場合は、安さだけで業者を選んではいけません。
なぜなら、値段が安い分サービスの質が低いことがあります。
他にも、他社の遺品整理業者では、当たり前に実施されていることでも、よく確認してみるとサービスそのものが無かったりすることがあるので注意してください。
一般社団法人安心居住政策研究会では、家財(生前・遺品・空家)整理・特殊清掃サービスの現状・課題として、トラブルが発生しています。

特殊清掃という仕事はどういうもの?どんな作業をするの?まとめ

特殊清掃という仕事はどういうもの?どんな作業をするの?まとめ

特殊清掃を仕事にする特殊清掃員とはどのようなことをするのか、故人の相続人が、残された部屋の清掃や遺品整理は誰に依頼して、依頼するときに何に注意していればよいのかをわかりやすく紹介してきました。
今、家族の誰かが亡くなって清掃をしなければいけないという状況の方は、特にここの情報を業者選びの検討材料にしてください。
業者選びで失敗しないためにもここでの情報は有意義なことばかりなので、ぜひ利用してください。

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