特殊清掃で業者の選び方を間違えると大変なことになる!...

特殊清掃コラム

特殊清掃業者の需要は近年増加傾向です。
ただし、特殊清掃というものは業者の選び方次第では高額料金を請求されたり、手抜き作業をされたりします。
ここでは、そうならないように特殊清掃業者の実態、選び方などについて詳しく紹介します。
正しい特殊清掃業者選びがいかに重要なのかをしっかりと学びましょう。

特殊清掃業者の需要は?

特殊清掃業者の需要は?

一人暮らしをしている高齢者が、頻繁に連絡をとる家族や友人がいないと完全に孤立してしまいます。
孤立してしまうと、部屋で亡くなっても誰にも気づかれることがありません。
孤独死はこのような形で起こります。
しかも、孤独死した後も気づかれることなく遺体の腐敗が進んでしまいます。
発見される場合は、異臭に気づいた近所の方からの情報などによるものが多いです。
遺体の腐敗が進んでいると特殊清掃をしなければいけません。

特殊清掃とは?どのような清掃?

ここでは特殊清掃と一般清掃の違いを解説しておきましょう。
簡単に言うと、特殊清掃は遺体があった現場を清掃する事です。
一般清掃はゴミ屋敷などの遺体が無いゴミの貯まった現場を清掃する仕事です。
特殊清掃の場合は、人の死を前提としているため、その名の通り特殊な作業が必要です。
特殊清掃で行わなければいけないのは、遺体から出た体液の処理や害虫の除去、そして死臭を消すといった作業です。
これらの作業は一般的なゴミ屋敷では必要ありません。

孤独死が増えたことが特殊清掃の需要が高まる理由

孤独死が増えると特殊清掃の必要性が高まります。
現在は、高齢者である祖父母世代は子供世代や孫世代と生活することがほとんどなくなりました。
そのため、未亡人になるとどうしても高齢者の一人暮らしになります。
高齢になり仕事も退職すると、社会的なつながりも無くなります。
そのため、部屋の中で一生を終えたとしても、誰にも気づかれることもなく発見も遅くなってしまいます。
遺体の発見が遅くなると、遺体の痛みも進みます。
遺体の痛みが進むと、個人で掃除をすることは出来なくなってしまいます。
特殊清掃の増加には、このような社会的な背景があります。
こういった孤独死を防ぐためには何らかの施設に入るか、定期的に訪ねてくれるサービスに登録しておくと安心です。

業者へ特殊清掃を依頼したときの料金

業者へ特殊清掃を依頼したときの料金

特殊清掃は一般人にとってはあまり縁がないもので、どの程度の費用がかかるのかほとんど分かりません。
しかも、特殊清掃の料金は、遺体の状態や部屋の汚染状況によってかなり金額が変わります。
そのため、特殊清掃の料金は複雑になってしまいます。
しかし、ある程度の相場を知っておかないと、運悪く質の悪い業者に依頼した時に特殊清掃料金のトラブルの原因になります。
業者に依頼する前に、まずは焦った気持ちを抑えて特殊清掃料金の相場を確認しておきましょう。

金額はどのような要因で変化する?

孤独死のケースでは、最初に部屋内の一般清掃から始まります。
ゴミの処理や掃除などはこの基本料金に含まれます。
その後、汚物の撤去や害虫の駆除の工程に移ります。
遺体から流れ出た体液は油などを多く含み、清掃するには特殊な洗剤などを使わなければなかなか取り除くことが出来ません。
遺体はどんなに密室空間にいてもウジなどの虫が湧いてしまいます。
また、生前の生活によっては部屋中に害虫が巣を作っていることもあります。
これらの除去も特殊清掃の作業です。
体液や害虫は部屋の見た目を汚すだけではありません。
ばい菌なども繁殖するので消毒作業も行わなければいけません。
一般的には料金表にある通り、これらの要因が特殊清掃の作業の基本であり金額が変化する要因でもあります。

追加料金も発生する場合がある

孤独死が起こった部屋の状況次第では、相場料金に追加料金が加算されてしまい高額になる事もあります。
孤独死が問題なのは、発見がどうしても遅れてしまう事です。
遺体の発見が遅れることは、遺体の痛みが進み、部屋の汚染が広がることでもあります。
目に見える部分だけではなく、遺体の腐敗が進むと強い悪臭も発するようになります。
この匂いは、部屋を掃除しただけでは取れない強烈なものです。
そのため、特殊清掃では部屋の汚れだけではなく匂いの除去も行う必要が出てきます。
特殊清掃は季節や発見までの時間によって、状況が異なるため追加料金が発生する可能性は高くなります。

優良業者に特殊清掃を依頼するための選び方

優良業者に特殊清掃を依頼するための選び方

特殊清掃の仕事は素人にとってはかなり複雑な工程です。
特殊清掃を依頼するにしても、ネットで検索すると数多くの業者があり、選ぶのが難しいのが現状です。
数ある業者の中には特殊清掃の工程の複雑なグレーの部分を使って、依頼者に対して相場以上の料金を請求してくる業者や中途半端な作業で終わらせてしまう業者もいます。
そのため、依頼する業者の選び方は慎重にしなければいけません。
ここからは、特殊清掃業者を選び方のポイントを説明します。

見積書の金額と内容は明確か

特殊清掃業者が用意した見積書の金額と内容が、明確に書かれているかどうか確認しましょう。
特殊清掃に入る前には、必ず業者のスタッフが下見に入ります。
下見を行って状況を確認してから見積書を作成します。
一般的な業者が作成する見積書は作業内容と金額が明確に書かれています。
もしも、不明な点があるときは質問してみるのも効果的です。
きちんとした返答の無い業者には注意しなければいけません。
特殊清掃を任せる業者は見積書や請求書に正当性が無いといけません。
業者に依頼するときには、見積書の金額と内容が一致しているか銅貨を必ず確認しましょう。

現場で働く特殊清掃員の経験は豊富か

現場で働く特殊清掃員の経験が豊富かどうかも、業者を選ぶ重要なポイントです。
孤独死の現場は特殊清掃を行わなければいけません。
特殊清掃は素人では手に負えないほどの部屋の状況であることがほとんどです。
そのため、専門の清掃員に任せるしか方法はありません。
その上、経験豊富な清掃員でなければ、部屋の隅々まで清掃し匂いを消して部屋の原状復帰が難しいかもしれません。
作業終了後に、汚れやシミ、匂いが残っていたというトラブルに発展する恐れもあります。
その点で、経験豊富な業者に依頼すれば安心です。

電話やメール対応は丁寧か

依頼や相談をするときの電話やメール対応が丁寧かどうかも、優良な業者を選ぶ上で重要なポイントです。
特殊清掃業者は人の死を扱う大切な仕事でもあります。
そのため、亡くなった人に対する尊厳だけではなく、遺族の方々や依頼者へも親身な対応が必要です。
このことは現場で働く清掃員だけではなく、電話やメールに対応するスタッフにも言えます。
優良な業者は電話やメールなどへの対応もしっかりしています。
悪徳業者はこういった対応も出来ないものです。
特殊清掃を業者に依頼するときには、依頼者や遺族の気持ちに寄り添った対応をしてくれる業者に頼むようにしましょう。

サービス内容が細かく説明されているか

サービス内容が細かく説明されているかどうかも業者の選び方の重要なポイントです。
特殊清掃業者に依頼する前に、ホームページでサービス内容を確認しておかなければいけません。
前述のように、特殊清掃の作業にはいろいろなプロセスがあります。
そのプロセスや作業内容で料金が変動します。
従って、作業内容が細かく説明されていない業者には注意しなければいけません。
また、サービス内容が特定のプロセスに特化している場合は、一つの業者だけでは部屋の原状復帰が中途半端になってしまう事もあります。
特殊清掃の業者を選ぶときは最低限、全ての作業を行ってくれるかどうかは確認しておきましょう。

ネットなどの口コミでの評価は?

特殊清掃業者の選び方のポイントとして、ネットの口コミでの評価を調べる方法もあります。
ホームページはあくまで業者が作成しているので、当然のことながら宣伝用に作られています。
そのため、客観的な評価が書かれているわけではありません。
客観的な評価や、過去の依頼した人の意見が聞きたいときは、口コミを参考にすることが効果的です。
ネット上には業者の口コミや評価をしているサイトもあるので参考にしましょう。
ただし、こういった口コミの中にはサクラがいるので、必ず自分で直接業者に連絡をすることを怠ってはいけません。

特殊清掃工事業者の費用相場

特殊清掃工事業者の費用相場

始めにお伝えしておきますが、特殊清掃は特殊な薬品や薬剤を使うので、どの業者に依頼をしたとしても高額になります。
故人の状態にもよりますが、金額が安くなることはほとんどないということを覚えておきましょう。

特殊清掃業者の基本的な特殊清掃料金

基本的な特殊清掃料金には、浴室の清掃 に30,000円?60,000円、床清掃に25,000円?50,000円、害虫の駆除に10,000円?15,000円、畳の処分に3,000円?5,000円(1枚分)、脱臭に30,000円?40,000円、部屋の中の汚れたものの撤去に15,000円?25,000円、細菌駆除に必要な消臭・殺菌に10,000円?20,000円、作業員の人件費に15,000円?25,000円(1人分)ほどかかります。
他にも部屋の汚れ具合によって作業時間が変わってくるときは費用が大きく変動します。

業者によって料金は大きく異なる

相場ですが、あくまで一例です。
業者によってピンからキリまで変わってきます。
なぜなら特殊清掃業者には決まった相場などはないために会社を創立した時点で自由に値段を設定できます。
近年では特殊清掃だけでなく遺品整理でも、高額な請求をするというトラブルが多発しています。
特に人の死が関わっているともあって、依頼する遺族も特殊清掃はこれぐらいの金額はかかってくるものと無理に自分を納得させている状況です。
そのため、依頼をする遺族の方は、費用がどれぐらいかかるかをしっかり理解しておかなければいけません。

オプション追加でさらに費用が高くなることも

さらに業者によってオプションをつけるかつけないかで、金額が大きく変化してきます。
業者へ依頼するときに、すべてのオプションを付ける必要はありません。
例えば部屋の清掃が必要だったとしても、害虫の駆除が必要ないときもあります。
畳がない部屋もあるし、物が何も置いていないこともあります。
しかし、実際のところ部屋に入ってみないと判断できないので、業者によってオプションをつけるかを勝手に判断されてしまいます。

特殊清掃は料金だけで選ぶのは危険?

料金がどうなるか分からない特殊清掃ということもあって、できるだけ安い特殊清掃料金の業者に依頼をしたいと思う人は多いでしょう。
しかし、料金だけで業者を選ぶのは大変危険です。
なぜなら料金が安すぎればキチンとした作業を約束してくれる保証はなく、下手をしたら綺麗に修復されていないこともあります。
特殊清掃は大変技術のいる清掃作業です。
使っている薬剤もお金はかかるし、最初の部屋の状態に戻すのにはそれなりの時間と労力が必要です。
そのため安いか高いかで決めるのではなく、信頼できる業者かどうかで選ぶのが重要です。

特殊清掃で業者の選び方を間違えると大変なことになる!まとめ

特殊清掃で業者の選び方を間違えると大変なことになる!まとめ

特殊清掃という特別な作業を行う業者への依頼は増加傾向ですが、業者の選び方を間違えると高額請求をされたり、中途半端な作業をされたりと金額に見合わない作業を行う業者へ騙されないようにするための基本的な知識を紹介してきました。
また、料金が安き業者へ依頼すればよいというわけではないということも分かったのではないでしょうか。
ぜひ、ここでの情報を参考に特殊清掃業者を選んでください。

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