特殊清掃とはどのような作業手順で行うの?...

特殊清掃コラム

家族の誰かが亡くなった後に残された部屋の清掃は特殊清掃業者へ依頼して行うのが一般的です。
ただ、特殊清掃業者が作業しているときに作業現場には依頼主が入る事は基本的にありません。
そこで気になるのが、特殊清掃業者がどのような作業をどのような作業手順で行っているかではないでしょうか。
事前に作業手順について説明してくれる業者もいるでしょうが、それが正しい作業手順なのかを判断できないでしょう。
そこで、ここでは、特殊清掃業者が行う作業手順について詳しく紹介します。

特殊清掃とは何?

特殊清掃とは何?

ここでは、亡くなった部屋の清掃作業で特殊清掃というものがあり、その作業は何なのかについて紹介します。

特殊清掃とは

特殊清掃とは、孤独死や孤立死、自殺が起きた現場の死体から発生した死臭の消臭や、体液で汚染された箇所の除去、部屋全体の除菌を行うことです。
特殊清掃は素人では行えるものではなく、特殊清掃の専門の業者に依頼して対応してもらわなければいけません。
特殊清掃を依頼するという状況下では時間に押し迫っていることが多く、どんな特殊清掃業者に依頼するのが正しいのか?この見積金額は妥当なのか?ゆっくり考えている暇もないのが現実でしょう。

特殊清掃とはどのような仕事

特殊清掃とは、孤独死や孤立死、自殺が起きた現場にて死体から発生した死臭の消臭や、体液で汚染された箇所の除去、部屋全体の除菌を行うことということです。
特殊清掃という言葉は、テレビのドキュメンタリー番組などで知ったという人も多いのではないでしょうか。
特殊清掃の仕事の認知度は日々高くなっているので、大体のイメージで特殊清掃の仕事を理解している方も多いことでしょう。
しかし、実際の仕事内容については意外と知られていません。

孤独死のときの基本的な特殊清掃作業

孤独死のときの基本的な特殊清掃作業

孤独死にはどのような特殊清掃が必要なのでしょうか。

孤独死に特殊清掃は必要

孤独死が発生しても特殊清掃は必ず必要というわけではありません。
正確に言えば、孤独死が発生してからの状況に依存します。
特殊清掃が必要になるのは、腐敗し始めた死体から臭う死臭を除去するためです。
したがって、腐敗が始まっていない状況で発見できれば、特殊清掃は不要になります。

腐敗が始めるまでの期間

孤独死をしてしまってから特殊清掃が必要になるほどの死臭が漂い始めるのは、季節によって変わります。
夏場は2?3日、冬場は約1週間で死体が腐敗し始めると考えられます。
つまり、夏場であれば1日以内、冬場であれば5日以内で発見すれば特殊清掃は必要ありません。

発見が早くても特殊清掃が必要な場合

孤独死後に早く発見できれば基本的に特殊清掃は不要です。
しかし、孤独死後の発見が早くても特殊清掃が必要なケースもあります。
それは、冬場であれば暖房が入っているケースです。
冬場の方が死体は腐敗するスピードが遅いのは、夏場と比較して気温が低いからです。
しかしながら、暖房が入っていて部屋の温度が高い場合、腐敗スピードは夏場と同じか少し遅いくらいになってしまいます。
逆に夏場でも、冷房がキンキンに効いた部屋であれば腐敗が遅くなることもあります。

特殊清掃を避けるには、早期発見をすべき

孤独死後の特殊清掃を避けるには、早く孤独死に気づいてあげることです。
孤独死をするということは、ひとり暮らしをしていることが多いので、なかなか気づくのは大変なことでしょう。
しかし、こまめに連絡を取るなどをすることでて早期発見をすることができるのも事実です。
孤独死自体を防げなかったとしても、その後の発見は少しでも早く気づいてあげましょう。

特殊清掃作業手順:脱臭作業手順

特殊清掃作業手順:脱臭作業手順

特殊清掃という仕事の中で、一番大切なのはアパート・マンションなどの居室の原状回復です。
死亡してからすぐに発見されなかった遺体が腐敗すると、居室内の惨状は凄まじいものです。
特殊清掃が必要な状態とは、遺体を搬出した後でも悪臭、汚物、害虫などが残っている状態です。
これらを普通に清掃しただけでは、床や壁にしみこんだ汚れや臭いはとれないから、素人では到底太刀打ちできません。
また、一般的なハウスクリーニング業者やリフォーム業者では見た目だけ回復はできても、完全に悪臭を消すことはできないでしょう。

除菌・脱臭

少し前に亡くなった方の部屋の除菌、簡単な脱臭から始まります。
特殊清掃で使うのは業務用の噴霧機です。
家庭で使うファブリーズやリセッシュの霧をよりも細かいミストで噴射する機械を設置して、除菌と脱臭を行います。

遺品整理

部屋の除菌と簡単な脱臭が終わったら、部屋の遺品整理を行います。
これは、特殊清掃の現場では死臭が物に付くためで、死臭が付いた物を片付けないと完全な脱臭が困難だからです。
一軒家の場合では、一軒まるごと片付けることもありますが、基本的にはその部屋だけを片付けることがほとんどです。
しかし、完全に脱臭したいのであれば、一軒家の中にある物の処分はいずれ必要になります。

臭いが消えるまで脱臭作業を行う

除菌・脱臭の最初のステップで使用した機械とは違うもので、脱臭作業を行います。
よく利用するのがオゾン脱臭機です。
臭いの元となる化学物質を効率よく除去していくのがオゾン脱臭機です。
オゾン自体は人体に有害のため、使い方には注意しなければいけません。
このような点からも特殊清掃の消臭作業を素人が行うのは、非常に困難だと分かります。

リフォーム

ここまでの作業が終わっても壁や床に付いてしまった臭いは完全に脱臭することが困難なこともあります。
その場合は、壁や床の張替えを実施します。
もし死体があった部屋の床や壁に、体液が滲んでいると、床や壁の内部までに臭いが付いてしまっていることがあります。
こうなると、表面の張替えだけではなく、内部の物自体も交換や脱臭措置をする必要が出ます。
リフォームまで来ると特殊清掃の費用としては高額とになります。

特殊清掃作業手順:居室の原状回復

特殊清掃作業手順:居室の原状回復

特殊清掃という仕事の中で、一番大切なのはアパート・マンションなどの居室の原状回復です。
死亡してからすぐに発見されなかった遺体が腐敗すると、居室内の惨状は凄まじいものです。
特殊清掃が必要な部屋は、遺体を搬出した後でも悪臭、汚物、害虫などが残っています。
これらを清掃しただけでは、床や壁にしみこんでしまった汚れや臭いはとれないので、素人では到底太刀打ちできません。
また、一般的なハウスクリーニング業者やリフォーム業者では見た目だけは回復できても、完全に悪臭を消しさることはできないでしょう。

汚物等の除去

床や壁に残る血液や体液などの汚物を除去します。
汚れがついてしまった布団やベッド、カーペットを剥いで、床下や壁に染みこんだ汚れも丁寧にクリーニングします。

害虫の駆除

害虫を放置すると、隣室へ害虫が逃げ込んだり菌を運び出してしまうこともある為、ハエやウジ、ゴキブリなど衛生上に問題がある害虫を徹底的に駆除しなければいけません。

消毒・除菌

感染症を予防するため、特殊清掃用の薬剤と機器を使用して消毒・除菌します。
業者により消毒剤の種類は異なり、ここで料金に差が生まれることもあります。
特殊清掃中には特殊清掃員も感染症に気を付ける必要があり、徹底的に消毒と除菌は行われます。

消臭

特殊清掃でいくら掃除をしても、悪臭が残っていると意味がありません。
特殊清掃業者は特殊清掃用の消臭剤を使って、強力に消臭します。
実際に臭いが消えたか業者が直接確認して、まだ臭いが取れていない場合には完全に消臭できるまで作業を繰り返します。
消臭作業が確実に行われていないと、再び悪臭が漂うこともある為、消臭作業は重点的に行います。

解体・リフォーム

体液が床下や壁の内部まで浸透している場合には、特殊清掃以外に床や壁を一度撤去して新設するリフォームが必要なケースもあります。
金額はその分高額になりますが、最初に特殊清掃した後にリフォームするとなるとさらに費用がかかるので、一見して清掃では間に合いそうにない現場では業者と依頼主が相談の上、始めからリフォームを作業予定に組み込むこともあります。

特殊清掃とはどのような作業手順で行うの?まとめ

特殊清掃とはどのような作業手順で行うの?まとめ

特殊清掃を業者へ依頼するときにどのような作業が行われて、作業手順はどうなっているのかについて詳しく紹介してきました。
特殊清掃業者というのがどのような作業を行って、具体的な作業手順について勉強できるのではないでしょうか。
特殊清掃を依頼するうえで、相手の特殊清掃業者がどのようなものなのかについて理解しておくことで安心して依頼できるのではないでしょうか。

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