事故物件の場合、相続人が故人に変って清掃をしなければいけなくなります。
その場合、自分で清掃するというのは現実的ではありません。
そこで、特殊清掃専門の業者があるので、そちらに依頼して特殊清掃を行ってもらうことになります。
ではなぜ、業者へ依頼しなければいけないのでしょうか?それにはいくつか理由がってその理由について詳しく紹介します。
プロの業者の選ぶときのポイント、特殊清掃の手順などについて詳しく紹介します。
事故物件はすぐに特殊清掃業者へ依頼すべき

自分が所有、管理している不動産が事故物件になってしまった突然の出来事で何から始めれば良いのか分からないものです。
結論を言うと、事故物件になった場合は特殊清掃業者に依頼するしか方法はありません。
さらに、清掃が遅くなると、不動産・物件としての価値を下げてしまうことがあります。
ここでは、事故物件になった場合の最適な対処法と特殊清掃業者に依頼する流れを説明します。
近隣の人にバレてしまい変な噂がたつ
近隣の人にバレてしまい変な噂がたつ可能性があります。
事故物件をそのまま放っておく期間が長いほど、人々の目に触れる機会が長くなるからです。
人間は噂好きな生き物なので、一度悪い噂が立つと、あっという間に広がります。
また、一度悪い噂が立つと、物件の入居者が現れないという事態にとどまらず、現在住んでいる住人の方も出ていってしまうという事にもつながりかねません。
特殊清掃をすぐに依頼するのは、この先住んでもらう人のためでもあり、現在住んでいる人の礼儀でもあります。
近所の人にバレて噂が広まる前に、すぐに清掃しましょう。
取り返しがつかない汚れになってしまう
取り返しがつかない汚れになるのも理由の1つです。
汚れは時間が経つにつれて、酸化して固まることで繊維などに定着します。
そうすると、完璧に仕上げて綺麗にすることは難しくなります。
場合によってはリフォームをしなければいけないレベルになり、高額な費用がかかることもあります。
そこで、特殊清掃業者へ早めに依頼することができれば、汚物や廃棄物などの掃除や害虫処理など、事故物件に関わる全てを迅速に片づけてもらえます。
つまり、損をしないで新しい住民に住んでもらう状態を残せるわけです。
取り返しがつかなくなる前に、特殊清掃業者に依頼しましょう。
臭いで隣人から苦情がでる
臭いで隣人から苦情がでる可能性も非常に高くなります。
亡くなった人間の体からは、どうしても臭いがでます。
また、臭いは亡くなった部屋だけではなく、隣人が住む家まで広がってしまうほど強烈なにおいです。
大抵の場合、事故が起きたと気付いたきっかけは、隣人からのクレームだったりしませんか?もし、そうであれば、すぐに対処しなければ噂になる可能性がとても高くなります。
このケースで発見された事故物件なら、早急に特殊清掃業者に依頼して臭いの原因を取り除かなければいけません。
住民の方にこれから気持ちよく過ごしてもらうためにも、臭いを対処するのならすぐに業者へ依頼した方が良いでしょう。
事故物件で特殊清掃の流れ

いつでも業者へ頼めるように、事故物件の特殊清掃の依頼方法と流れを確認しておきましょう。
具体的には次のステップで進めていきます。
警察を呼んで検視してもらう
事故死のときは、最初に警察を呼んで検視をしてもらいましょう。
遺体の状況や原因を調べてもらい、それが事故物件という扱いになるのかどうかの確認をしてもらうのです。
どうしても、遺体を見ると平常な気持ちを保つことは難しいです。
しかし、落ち着いてまずは警察に連絡すれば、プロがあなたの助けになってくれるので、連絡することを忘れずに覚えておきましょう。
特殊清掃業者に依頼
検視が終わると、特殊清掃業者に依頼しましょう。
あなたが掃除すれば、すぐに終わる状況であっても臭いの原因までは取り除けないことがほとんどだからです。
これから先も誰かに住んでもらいたいのであれば、清掃のプロに依頼して事故が起きる前の状態に戻してもらいます。
また、素早い対処が大切です。
近隣の人にバレて変な噂がたつ・取り返しがつかない汚れになってしまう・臭いで隣人から苦情がでるの3つの要素を防ぐためにも、落ち着いて特殊清掃業者へ依頼しましょう。
基本的に、特殊清掃が完了すればすぐに使える状態になっています。
ただし、リフォームが必要になることもあるので確認してみてください。
必要ならリフォームする
特殊清掃業者に依頼して解体をしたのであれば、リフォームをしましょう。
例えば、エアコンや風呂の浴槽、壁紙などに血痕が残っている場合は、そのまま取り換える必要があります。
これから先も貸し出しなどの予定があるのなら、部屋をできるだけ綺麗に保ち、気持ちよく住んでいただける状態にしなければいけません。
リフォームまですれば、もう事故物件だったこともわからない状態になります。
ここまでくれば、落ち着いて今後のことを考えていけます。
大体の流れがわかれば、すぐに動き出したいところですが、費用がかかる依頼内容は考えておくべきです。
そのためにも、どんなことが依頼できるのかチェックしておきましょう。
特殊清掃業者選びのポイント

特殊清掃は非常に高額なので、できるだけ優良な業者へ依頼する必要があります。
ここでは、優良業者の見分け方を紹介します。
電話対応が丁寧
作業スタッフの態度が横柄だったり、きちんと清掃してくれない業者には依頼したくないものです。
優良業者を知りたいときは、スタッフの電話対応が良いかどうかをチェックしましょう。
電話応対が丁寧であれば、実際に来訪する作業スタッフの作業も丁寧な場合が多いです。
電話の時点で少しでも怪しいと思ったら、訪問見積もりを断りましょう。
見積もりの内訳を提示してくれる
訪問見積もりの際、基本的に優良業者であれば、どの作業にいくらかかっているかの内訳を提示してくれます。
相見積もりをとるときにも、他社の見積もり料金の内訳が分かっていた方が交渉しやすいので、お願いして見積書の内訳をもらっておくと良いでしょう。
もし内訳を教えてくれない業者がいれば、何らかの教えたくない理由があることになります。
少しでも信頼できないと感じたときは、その業者とは契約しないようにしましょう。
作業実績がある
近年、遺品整理や特殊清掃の需要が高まり、業界へ新規参入する会社も増えています。
作業実績のない会社だと、慣れているスタッフはいないで作業が粗かったり、「悪徳」と言われるような作業などをしている業者もたくさんいます。
ホームページに作業実績が記載されている業者であれば、しっかりと実績のある業者ということを確認できるのでその業者へ依頼しましょう。
安すぎる業者には注意
料金が安い業者をついつい選んでしまいそうですが、格安を謳っている業者には注意してください。
見積もり時に格安金額を提示しておいて、契約したら作業当日にオプション費用という名目で最終的にとんでもない高額料金を請求してくる悪い業者もあります。
見積もり段階で、追加料金がかかる可能性があるか、どういった場合にかかるかなどを依頼する前にしっかりと確認しましょう。
事故物件の特殊清掃でできること

何を依頼するのかを決めておけば、素早く着手することができるようになります。
ここでは、特殊清掃業者が担当してくれる作業について確認しましょう。
主に依頼できる代表的な作業が次の3つです。
汚物廃棄物を除去
体液や血液などの汚物や廃棄物の除去などを依頼できます。
事故物件のほとんどの汚れは、プロ専用の洗剤や機材を使えば除去することができます。
しかし、木材やフローリングなどに汚物や廃棄物が染みついてしまった場合は、前述の作業だけでは清掃しきれない部分がでてきます。
除去しきれない部分に関しては、リフォームをするなどして新しく交換することも考えておきましょう。
体液や廃棄物の除去は、故人で完全に取り除くことが難しいので、プロに依頼しておきたい代表例と言えます。
染み付いた臭いの消臭
事故物件に使う専用の脱臭洗剤を使って、染みついた臭いを消臭することもできます。
例えば、遺体の状態や部屋の状況によって臭いは変わってきます。
専用の脱臭洗剤は臭いに応じて調合していくので、事故物件の状態に応じて適切な消臭作業ができます。
万が一臭いが残ってしまったらどうしようと不安に思うかもしれません。
特殊清掃業者であれば、原因から取り除くことができるので臭いが出てくる心配をしなくて済みます。
また、万が一のときにお願いしたい再消臭を無料でサービスしてくれるところを選べば、なお安心できます。
しっかりと除菌まで行うため、清掃業者に任せてみましょう。
害虫処理
事故物件に多い害虫の駆除も依頼してみましょう。
遺体の発見が遅れた場合は、遺体からウジ虫やハエが発生して部屋中に広がってしまっていることが多いです。
害虫が広がると、人体に有害なウイルスの発生につながることもあります。
次回入居する人のためにも、確実に除去する方法として特殊清掃業者に依頼するのがおすすめです。
ここまで紹介した作業以外にも、業者によっては清掃から遺品整理、買い取りまで依頼できます。
あなたの目的と予算に合わせて依頼内容を決めてみてください。
特殊清掃業者に事故物件を依頼すると、どのくらいの費用がかかるのか目安も見ておきましょう。
事故物件はすぐにでも特殊清掃業者へ依頼すべき!まとめ

事故物件の清掃作業は普通の作業とは違って匂いや汚れなどがなかなか取れません。
そこで、特殊清掃が必要になり、その場合は自分で行うのは非常に困難なためプロの業者へ依頼すべきだということを、メリットなどを考えて紹介してきました。
プロの業者へ依頼する場合の、優良業者の選び方や、実際の清掃作業の手順などについても紹介してきました。
今まさに家族の誰かが亡くなって、居住していた部屋の清掃が必要という方は、こちらの情報を参考にして正しい清掃作業を行ってください。
ただ今、お電話すぐに対応いたします。









