特殊清掃現場での血液の除去はどうするの?...

特殊清掃現場では、いろいろな状況になることがあり、中には血液があたり一面に飛び散っていることもあります。
このような血液の除去は素人ではできません。
血液の除去をするには、特殊清掃業者へ依頼することになります。
今から、特殊清掃現場がどのような状況が想定されて、業者へ依頼するにしてもいくつか注意しなければいけない点などを紹介します。

  1. 特殊性を現場の処理
  2. 必要な特殊清掃はなぜするの?
  3. 特殊清掃を行う現場の種類
  4. 特殊清掃現場の清掃を業者へ依頼するときの注意点
  5. 特殊清掃現場での血液の除去はどうするの?まとめ

特殊性を現場の処理

特殊性を現場の処理

お客は部屋に住んでいた方の家族です。
話によると部屋の住人が病気の影響で大量の吐血をして、緊急搬送されて室内に残った吐血の跡から不快な臭いが発生している為対応に困っているとのことでした。
また入居者がそのまま長期入院するということで、部屋の解約をするために汚染されている部分を清掃しなければならなくなりました。
自分たちで清掃するのは大変な為、信頼できる特殊清掃業者を探して依頼することになりました。
お客が遠方に住んでいることから不動産会社様を通して鍵を受け取り、現地調査をして作業することになりました。

◇なぜ特殊清掃を業者へ依頼するのか

壁に飛び散った血痕と浴室の洗面台付近には大量の血液があり、これが原因で部屋全体に生臭さが充満していました。
また、家財道具にも血痕が残されていて、居住者がどれほど苦しんで病院に搬送されたかは想像できます。
血液の塊具合で汚れを清掃する難易度が大きく変わります。
また、他人の血液の取扱いには細心の注意をしなければいけません。
そのためトングを使って血液の状態を確認してから、部屋を後にしました。

必要な特殊清掃はなぜするの?

必要な特殊清掃はなぜするの?

表面上は綺麗に見えていても血液に反応する薬品を使用すると、至る所に汚れが残存しているケースがよく見られます。
そのため作業中は血液の曝露から身を守りながら、訓練された技術者が丁寧に清掃を行いました。

◇特殊清掃を業者へ依頼する理由

孤独死などによって死後数日~数週間放置されたご遺体は強烈な腐敗臭が部屋中に充満し、通常一般の方には嗅いだことのない想像を絶する現場になることがあります。
?また、臭いだだけでなく辺りにはハエやウジなどの害虫が発生します。
また血液や体液が流れ出し、遺体が搬出された後も痕跡がはっきりと残っています。
余りに現実離れしたその光景を目の当たりにした場合、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症して長い間悩まされる方も多いです。
また特殊清掃を必要とする現場は目には見えない多くの細菌やウイルスが発生します。
このようなことがあるので、特殊清掃は業者へ依頼したほうが問題なく終わらせられます。
詳しく見てみましょう。

はであれば24時間、通常でも48時間前後で腐敗が進行し始めて、その後は時間が経てばたつほどどんどん悪くなっていきます。
ご遺体からは害虫や浮遊する細菌やウイルスによって感染症を引き起こす恐れもあります。
2次感染を防ぐための対処が必要になります。

近隣住民への配慮
異臭騒ぎや部屋で人が亡くなると近隣住民の間でアッという間に噂となって広がります。
また、近隣住民も非常に精神的にナーバスになる為、いかにトラブルを未然に防ぎながら作業を行う事も特殊清掃をするのも重要です。
業者によっては必要に応じて近隣住民に清掃方法や状況をしっかりと説明したうえで作業を行います。
作業はクレームを回避するために異臭や発生した害虫を外に出さないように入室後は窓の換気をしないことはもちろんですが、扉や換気口は全て締め切った状態で作業を行います。
特に夏場はエアコンも使えない為、密閉された状態での作業は過酷極まりないものです。
作業スタッフは自身の熱中症にも十分配慮しながら作業を進めます。
また、集合住宅の場合、汚染物を運び出すときに、エレベーターや共有スペースに臭いが付着しないように計画性と準備を行った上で、細心の注意を払いながら進めていきます。

作業を開始するまでのスピード
特殊清掃が必要な現場では作業を着工するスピードが一番大事です。
汚染された部屋は日数が経過するとともに壁や床といった建具、家財道具への汚染が染みわたっていきます。
汚染されればされるほど作業が難しくなり時間がかかります。
作業時間がかかれば料金の方も高額になり、お客の金銭的な負担がかかってしまいます。
また賃貸物件の場合、借主より損害賠償の請求やトラブルを招く原因となります。
少しでも早急に対応する事が損害や費用を抑える秘訣となります。

特殊清掃を行う現場の種類

特殊清掃を行う現場の種類

まず、孤独死現場を想定して、特殊清掃現場で対応すべき汚れの種類について紹介します。

◇体液

亡くなってから時間が経つと、遺体は徐々に腐敗します。
腐敗すると故人の体が液状化を始めて、それが布団やマットレス、床に染み付きます。

◇血液

亡くなる前に吐血したり、転んで怪我をしたりして、血液が部屋に飛び散っているケースがあります。
孤独死は病気や突然死、自殺などが多く、殺人現場のような凄惨な血しぶきとは違いますが、それでも血液汚れへの対応はやらなければいけません。

◇ウジ虫

時間の経過とともに遺体に虫が卵を産み付け、ウジ虫やハエが大量に発生します。
特殊清掃と同時に害虫駆除もやらなければいけません。

◇腐敗臭と死臭

遺体から出る死臭・腐敗臭・腐乱臭などの匂いが部屋中に充満します。
目を開けるのも辛いほど臭気レベルが強いこともあります。
少しの隙間からも漏れ出し、髪や体にも匂いが染み付くので、準備もしないで特殊清掃現場に入室はしないでください。

特殊清掃現場の清掃を業者へ依頼するときの注意点

特殊清掃現場の清掃を業者へ依頼するときの注意点

特殊清掃現場の清掃を業者へ依頼するときにどのようなことに注意しておくべきなのか、詳しく見てみましょう。

◇一般廃棄物処理の許可を得ているか

特殊清掃と同時に遺品整理も依頼するときは、依頼する業者は一般廃棄物処理の許可を得ているところにしましょう。
遺品の中には遺族に引き取ってもらう物品もありますが、それ以外に、ゴミとして処理が必要な物品もたくさん出てきます。
物品をゴミとして廃棄するには、一般廃棄物処理業者に依頼する以外方法はありません。
特殊清掃業者の中には一般廃棄物処理業者と業務提携しているところもあるが、自社で許可を得て廃棄してくれる業者もあります。
特殊清掃業者が一般廃棄物処理業者に別途依頼すると料金が高くなるので、自社で廃棄してくれた方が料金的にも安く、清掃してくれた業者に依頼できるという安心感を得られます。
しかし、一般廃棄物処理の許可を受けている特殊清掃業者というのはそこまでの数はいないため、もし探しても見つからない場合は、一般廃棄物処理業者と提携している会社を探すのも良いでしょう。

◇.解体工事業登録が行われているか

事故物件の状況次第では、建物を躯体だけの状態まで戻さなければ、汚れや悪臭の問題を解決できないこともあります。
しかし、特殊清掃業者が解体工事業登録を行っていない場合は建物を解体は出来ないため、特殊清掃業者の他に解体業者に依頼しなければいけません。
特殊清掃業者の中には、付き合いのある解体業者を依頼してくれる場合もあるが、自分で解体業者を探さなければいけない場合もあるかもしれません。
自分で解体業者を探すとなると手間がかかります。
ただし、解体工事業登録を行っている業者もたくさんいます。
現場の状況が酷い状況の場合は、最初から解体工事業登録を行っている業者に依頼するといいでしょう。
特殊清掃と建物の解体両方に対応してくれるので、わざわざ解体業者に依頼する必要は無くなります。
他にも原状回復を依頼するときも、建物の構造に手を付ける場合は解体工事業登録を行っている業者に依頼しましょう。
建物の構造を変える工事は、解体工事業登録を行っていない業者はやってはいけないため、事前に会社のホームページなどで解体工事業登録をしている業者かどうかを調べてから業者を選びましょう。

◇料金は明確か

ホームページなどに清掃費用に関する料金を載せている会社も多いのですが、なかには曖昧な表記ではっきりした料金をだしていない会社もあります。
特に料金提示で要相談などとなっているときは、実際に見積もりをしてもらうまで料金の目安が分から内ので、予算立てようがありません。
また、特殊清掃の相場が分からない人も多く、不当に高額な料金を提示してくる業者もいる可能性があります。
業者選びのときに予算内に収めることを考えるのであれば、きちんとした料金提示がされている会社に依頼しましょう。
料金提示の仕方は業者ごとに微妙に違っていて、部屋の構造で料金を決めている業者や1㎡あたりで料金を決めている業者もあります。
その中から実績などを考慮して見積もりをしてもらいましょう。
見積もりだけは無料で行っている業者もたくさんあるので、お金をかけずに見積もりをしてもらうことが出来ます。

◇資格取得者がいるか/h3> 特殊清掃士とは正式名称は事故現場特殊清掃士と言います。事故現場特殊清掃において専門的な知識を持った人が受験して、認定される専門の資格です。この資格を持っていれば、特殊清掃の専門的知識を持っているとみられるため、現場仕事においても誠実に対応してくれるでしょう。特殊清掃士がいるかどうかはホームページに載せられている情報を見る以外にも、優良業者であれば見積もり時などに担当者に聞くと答えてくれます。もちろん、特殊清掃士が少ない業者だから仕事内容が悪いということはあまりありません。しかし、専門的知識を持った人材が数多くいるということは、それだけ優秀な人が集まっている会社だという目安にもなるので、特殊清掃士の資格を持っている人材がいる業者に依頼することで心理的な安心感を得られます。 ◇作業工程を公開してくれるか

料金の見積もりが提示されたときに、作業工程についても細かく聞いておくといいでしょう。
物件の内外でどのような作業を行うのか、一つの作業にどのくらいの料金がかかっているのかを知れば、見積内容について深く知れます。
例えば特殊清掃の現場でよく行われる消毒ですが、消毒場所によっては近隣住人に迷惑をかける恐れがあります。
そこで消毒のときはどのような形で行うのかを聞くことで、不安材料を解消することが出来ます。
業者もプロなので近隣に対しては最大限の配慮を行って作業を行いますが、杜撰な会社もそうはありませんが必ず存在するため、清掃後に貸主あてに清掃内容について苦情が出る可能性もあります。
そのような事態を防ぐためにも、作業工程について担当者に細かく聞いておきましょう。

特殊清掃現場での血液の除去はどうするの?まとめ

特殊清掃現場での血液の除去はどうするの?まとめ

特殊清掃現場の状況次第では、業者へ依頼することになります。
その場合の、業者を選ぶときの注意点について詳しく紹介してきました。
孤独死や事故現場などの特殊清掃現場の清掃作業をするには、必ずと言っても良いほど業者へ依頼してやってもらわなければ、きれいに除去できないということが分かったのではないでしょうか。
ここで紹介している情報は、特殊清掃現場の清掃で業者へ依頼するときに役に立つので、その時が来ましたら、ぜひ参考にしてください。

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