特殊清掃現場の清掃作業は、特殊清掃業者へ依頼しないときれいにはなりません。
業者の中には悪質な業者もいます。
そんな業者の騙されやすいお客にならないようにするためには、特殊清掃や特殊清掃人とはどういうものなのかを知っておく必要があります。
そこで、今回は、特殊清掃現場の世相人とはどういうもので、業者に騙されないようにするにはどうすれば良いのかを詳しく紹介します。
特殊清掃現場の清掃人になる

特殊清掃人になるためには、どういうことをしてどのような苦労があるのかを知っておかなければ失敗する可能性が高くなります。
お客から慕われる特殊清掃人になるために必要な心得を紹介します。
◇特殊清掃人を職業にするには
検索ワードで「特殊清掃 求人」「特殊清掃 給料」というキーワードで調べている人がとても多いです。
それだけこの特殊清掃という仕事に就きたい人が多い事でしょうが、興味本位だったり給料が高額と思い調べている人が多いようです。
高額収入仕事ランキングや転職するならこの仕事のような記事が雑誌によく出ていて、遺品整理や特殊清掃に関わる仕事が紹介されてます。
しかし、実際の給料は取り上げられている程の高額な給与ではありません。
年相応かそれより多少多い程度にすぎません。
興味本位や、間違った給与額の情報だけでこの仕事を希望する人は決して長続きするとは思えません。
何よりも大事なのは仕事に対する想いです。
特殊清掃人として故人やご遺族に何ができるのか?お客に満足の頂けるサービス提供を考えている人は一生懸命努力します。
除菌、消臭の技術について日々研究して、孤独死やペットの糞尿臭、火災現場での焦げ臭などに効率よく対応できるよう努力します。
この仕事に新規参入を考えている業者や個人から業者には現場の経験をさせてほしいと問い合わせを多く受けますが断っています。
それは何故かと言うと、その会社、その人に仕事に対する熱意よりも高額収入ということにしか興味が内としか思えないからです。
口先さけでは立派な事を言ってきますが、それはノウハウを教えてもらうための綺麗事でしかなく、ちょっと見聞き、何回か現場作業に入っただけで特殊清掃人になれると考えているのです。
実際にそういう業者(人)がお客とのトラブルを起こしています。
安い見積もりを出して契約してから、技術力は無いので完全消臭が出来ずにお客からのクレームがきます。
極端な話、安さをウリにしている業者より、見積もり額が高くても内容をきちんと説明してくれる業者の方が信用できるでしょう。
特殊清掃に使う薬剤や機材は高価なものです。
特殊清掃作業には危険が伴います。
そのことを考えればそれなりの費用も掛かります。
それを高額だとかぼったくりと言われるのは、見積もり額の根拠がどうしても無いのでお客に納得して頂ける説明が出来ないからです。
◇特殊清掃人とはどういうもの
本物の特殊清掃人とは次のポイントを押さえている人ではないでしょうか。
故人の尊厳を大事にする気持ちを持っている・技術向上の努力を惜しまない・その場限りの損得で物事を判断しない・世の為人の為に動くことができるなどです。
この気持ちをもってから働ければ本物の特殊清掃人と呼言えます。
この気持ちを持って特殊清掃の仕事に打ち込むことが出来る!という方であれば仕事として成功するでしょう。
特殊清掃を業者へ依頼するときに騙されないようにするには

特殊清掃現場の清掃作業を業者へ依頼するときに、業者に騙されないためにもいいお客ではなく賢いお客になるための基本的なことを紹介します。
◇そもそも特殊清掃業者とは
特殊清掃業者とは、孤独死などの死亡事故現場や、火災事故、水害が発生した時に一般の清掃業者ではできない不可能な清掃作業を行う業者のことです。
主に次のような状況で特殊清掃業者が必要とされています。
特殊清掃業者の業務内容・孤独死清掃・遺品整理、供養・コロナウィルス除菌・ペット消臭・水害清掃・火災清掃などです。
業務内容は業者によって違います。
特殊清掃業者は一般の清掃業者にはない独自の技術や専用の機材を使って、特殊清掃現場を元通りにできます。
◇遺体処理の流れ
特殊清掃業者に遺体清掃を依頼するとき、業者との円滑にコミュニケーションをとるのに清掃作業の流れを知っておくと役に立ちます。
一般的には次のような流れになります。
業者によって内容、手順は若干異なるので参考程度にしてください。
現場の状況確認、見積もり・室内の除菌消毒・汚染箇所の撤去、遺品整理、清掃・室内の消臭、脱臭・状況確認、完了などです。
現場の状況確認と見積もり
まず清掃員が清掃現場を訪問して、現場の状況を確認します。
部屋の汚れ、匂い、遺品の量などを見てから作業内容を把握します。
これを元に見積書を作成し、依頼者に提案します。
除菌と消毒をする
第一に室内の除菌消毒を行います。
前述したように腐敗した遺体が放置されていた室内には悪臭、染み、害虫などが増殖して、いろいろな病原菌による感染症にかかる危険があります。
除菌剤を部屋中に散いて、これらを除去します。
この時に専用の機材を使って、薬剤を細かくして噴射すれば、壁の亀裂などに入り込んだ細菌、ウイルスを除去します。
汚染個所を徹拠して遺品整理と清掃をする
匂い、染みがついた家具家財を撤去してから、汚染箇所の清掃、遺品整理します。
その上現場の状況に応じて解体や撤去も行います。
体液などが床下、壁奥にまで浸透しているときは、床や壁を取り除きます。
業者によっては床を解体しないで、表面に特殊コーティングを施すことで匂い、汚れの元を防ぎこむこともあります。
清掃、解体、遺品整理の順は状況に応じて前後します。
室内の消臭と脱臭作業
一通りの作業が終わったら、再び室内を消臭します。
これによって臭いの発生源となる物質を徹底的に除去します。
◇特殊清掃を依頼するときの費用相場
特殊清掃には費用はどのくらいかかるの?と思われる方も多いと思いますので、次にその点について説明していきます。
特殊清掃にかかる費用は次2つの状況によって大きく変わります。
費用を決める2つの項目とは、部屋の間取り・汚染状態です。
次では、それぞれの費用目安を紹介します。
料金設定は業者によって変わるため、あくまで参考にする程度にしてください。
間取り別の費用
部屋の間取りが広いほど特殊清掃費用は高額になります。
遺体が発見された場所が寝室だしても、細菌や害虫などによって他の部屋も汚染されている場合が多いです。
部屋の間取り別の費用相場は次の通りです。
間取り別の清掃費用総額としては、1Rは45,000円~、1DKは60,000円~、1LDKは80,000円~、2DKは110,000円~、3DKは160,000円~、3LDKは180,000円~となります。
このように1R~1LDKまでは費用が10万円以内で収まる可能性がありますが、2DKを超えると10万円以上かかる場合が多いです。
作業内容別の費用は、脱衣所・トイレの作業
便座脱着作業は9,800円、床下洗浄コーティングは35,000円、床の切断作業は35,000円、洗面所の撤去は15,000円、トイレのハウスクリーニングは9,800円となります。
作業内容別の費用:風呂の作業
浴槽の清掃は水が張ってある状態で100,000円、水がない状態で80,000円、浴槽の消臭作業は30,000円、浴槽の消毒作業は15,000円、風呂のハウスクリーニングは9,800円となります。
作業内容別の費用としては、室内の作業
床の切断作業は35,000円、オゾン燻蒸は30,000円~、特殊コーティングは1箇所あたり5,000円、ハウスクリーニングはキッチンセットで15,000円、ハウスクリーニングは窓の清掃1箇所で5,000円となります。
業者から騙されやすいお客にならないための業者の見分け方

何も知らずに業者に依頼してしまうと、業者の言いなりになりやすく、騙されてしまう恐れがあります。
そこで、業者へ依頼するときに、業者を見分けるために最低限知っておくべきことを紹介します。
◇不法投棄をしない業者を見分ける
昔からよくある手口ですが、いまだに発生しています。
河川敷や廃村などを取材していると、大量のゴミが捨てられているのを発見することがあります。
ゴミ屋敷のゴミには、本人を特定する物もたくさんあります。
宅急便の伝票、古いパソコン、メモ帳、などが適当に捨てられます。
不法投棄が事件化したとしても、依頼者が罪に問われる可能性は低いが、それでも自分の情報を含んだゴミが適当に捨てられるのはとても迷惑なことです。
そして、そういう悪徳業者に依頼してしまって、自然破壊になる片棒を担いでしまったのも気分が悪いでしょう。
できるだけ、悪徳業者を見抜く目を持たなければいけません。
簡単にできるのは、依頼する予定の業者の住所をネット検索してみましょう。
そう言われて、実際に家のポストに入っていたゴミ屋敷清掃のチラシに書かれている住所や、ネット検索で出てきた清掃会社の住所を検索してみると、驚いたことに住所が存在していない業者がありました。
また、最悪なのが他社の工場の住所を本拠地にしている業者です。
逆に、なかなかきちんとした社屋のある業者が見つからず悪質業者が多いことです。
住所を検索することで事業実態がある程度見えてきます。
住所が存在しない、他社の住所というのはありえません。
ホームページでは非常に大きな会社のように見えても、住所を検索すると木造アパートの一室だったということはよくあることです。
もちろん、アパートの一室でもしっかりしている業者はあります。
ただ、清掃会社は弁護士業務などと違って、いろいろなものが必要になります。
運搬トラック、清掃道具、回収したゴミを仮置きすることを考えると、社屋がある業者に依頼したほうが安心できます。
また、国税庁のホームページから法人番号検索をして確認するのもよいでしょう。
チラシやサイトでは株式会社と銘打っていても、実際には存在しないケースはよくあります。
もちろん許認可番号も適当な番号です。
◇業者の作業スキルを見分ける
作業スキルが低いこともあります。
これは悪意がない場合もあるので、一概には悪徳業者と言い切れないのですが、依頼者は被害者になるというのも事実です。
実際は社長1人しか作業員がいない業者もあります。
ホームページは立派な物でも、社長1人しか作業員がいないという業者もあります。
ホームページで紹介する写真で大がかりな清掃をやっているように見せかけても、その写真は他社の写真を無断で使用しているだけの場合も結構あります。
写真を、ウェブの画像検索にかけてみると、すべて拾ってきた写真だとわかるケースもあります。
言われた期日内に作業が終わらない・ゴミの取り残しがたくさん出る・ゴミはなくなったが、清掃をしていないので結局部屋に入れない・マンションの廊下などに部屋のゴミを落とし近所からクレームがくるなど、雑なミスがたくさん出てきます。
立ち退き期限が迫っている人にとっては、このような事態は絶対に避けたいことです。
◇金品が盗まれる
これもお金の話になりますが、こちらは作業中に金品を盗まれるという話になります。
これも非常によく聞く話です。
ゴミ屋敷清掃でも起こりますが、特殊清掃、遺品整理ではさらに起こりやすい犯罪です。
人が亡くなった事故物件は、見た目や臭いがひどく、心理的にも親族が部屋に入れない場合が多いです。
結果的に、誰も部屋に入らないまま業者に頼むことが多いです。
例えば、15年も会っていない父親が自室で亡くなった場合、警察から連絡が入り、息子が部屋へ行きます。
息子は、父親の部屋にいくら現金や貴重品がどこに置いてあるのか、まったく知らないまま業者を呼びます。
特殊清掃の現場で大金を見つけることはよくあることです。
特殊清掃をしていて、机の上に300万円がポーンと置いてあったりすることはよくあります。
例えば、長年住んでいたおばあさんの部屋の押入れから、数千万円の現金と金塊が出てきたなどということはよくあります。
その場合、遺族にお返しすることになります。
◇金銭トラブル
何といっても、お金に関係するトラブルが一番多いです。
ネットではとにかく安さを売りにしている業者が目立ちます。
軽トラ1台分のゴミ、1万8000円で処理しますなどとうたっている業者もあります。
軽トラックには一般的に300キロのゴミを載せることができますが、処分場で処理するには1万8000円以上の費用がかかります。
加えて人件費、車両経費もかかるので間違いなく大赤字です。
後から値段を吊り上げるのが前提の価格表示だから、ウェブに書いてある値段はウソで、後から値段を吊り上げることを前提としています。
悪質業者にお客として騙されないようにするために特殊清掃士を知ろう!

特殊清掃士とはどういうもので、どういう仕事をするのかを詳しく紹介します。
◇特殊清掃士とは
事故現場特殊清掃士とは、一般社団法人の事件現場特殊清掃センターが認定している民間資格になります。
孤独死、事件・事故、自殺等、これらのことが起こった事故現場は、時間の経過で、害虫、体液、ウイルス等により汚染されているはずです。
特殊清掃士は、知識と機材をもって、その部屋の原状回復を行います。
残念ながら事故現場原状回復業務を受注している業者には、現状は、依頼者に法外な報酬を請求する業者や、しっかりとした情報と知識を持っていない業者もいます。
その中において、事故現場の原状回復に関する心構えや専門知識を学習して、依頼者にきちんと現場の状況を説明できて、原状回復業務を実行できるのはプロの業者です。
この人たちのことを事故現場特殊清掃士と言います。
◇仕事内容
特殊清掃士は、ハウスクリーニングだけではなく、事故現場の遺体の痕跡をなくしてくれて、部屋の原状回復作業を行います。
なお、特殊清掃を請け負う企業ごとに業務の範囲と料金体系は違うため、正確なサービス内容や料金ついては、直接業者に問い合わせて聞いてみた方が良いでしょう。
ここでは、特殊清掃士が原状回復のために行う主な作業内容を紹介します。
害虫駆除
遺体の発見が遅れると、室内にはウジやハエ等の害虫が発生します。
害虫が外部に逃げてしまうと感染症の媒介となって二次被害が起きるほか、シロアリやキクイムシなどが発生しと、建物そのものがダメージを受ける恐れもあります。
そういった事態を防ぐため、殺虫スプレーや特殊な薬剤を使って、徹底的に害虫を駆除します。
除菌・消臭
特殊清掃をするときは最初に臭いを消臭すると言われているほど、消臭作業は大変重要な作業です。
亡くなった方の発見までに時間がかかると、遺体からは腐敗臭が発生して、部屋や建物内全体に悪臭が充満します。
さらに、漏出した体液や血液には細菌が増殖しているので、誤って触れると感染症にかかる恐れもあります。
そこで、部屋に入って家財を片付ける前に、強力なオゾン脱臭器や専用の薬剤を使用して、臭いと菌をできる限りなくします。
解体やリフォームなどによる原状回復
特殊清掃では、最初に臭いのもとを除去してから、オゾン脱臭機器等で消臭作業を行います。
ただし、それでも臭いや体液が落ちないときは、壁紙やフローリングの貼り替え、設備の入れ替えなどのリフォームを行ったり、建物への負担を可能な限り抑えながら、解体をしたりすることもあります。
一部解体などをしなければいけない場合、きちんとした特殊清掃を行う企業は、事前に依頼者へ確認をとってから仕事を進めます。
特殊清掃異業者の都合の良いお客にならないために知っておくべきこと!まとめ

特殊清掃現場を清掃するために特殊清掃人がいる業者へ依頼することになります。
そこで、業者の中には悪質な業者もいるので、できるだけお客として騙されないようにするためにはどうすれば良いのかを紹介してきました。
また、特殊清掃人とはどういう仕事をすべきかも紹介してきました。
今回、ここの情報をよく読んでからいざというときのために準備しておきましょう。
ただ今、お電話すぐに対応いたします。







