故人が亡くなった後の部屋の清掃作業を残された家族が行うのはとても危険です。
な特殊清掃業者へ依頼してやってもらった方が安全ですし、安心して任せられます。
なぜなのかは、特殊清掃とはどういうものなのか、なぜ危険なのか、対処法について詳しく紹介します。
特殊清掃の基礎知識

孤独死の遺体を清掃するには特殊清掃業者が必要です。
そうはいってもそもそも特殊清掃業者って何?と思われる人も多いと思うので、次に紹介します。
特殊清掃業者とは
特殊清掃業者とは、孤独死などの死亡事故現場や、火災事故、水害が発生した時に一般の清掃業者では処理することができない清掃作業を担う専門集団です。
特殊清掃業者の業務内容としては、孤独死清掃・遺品整理、供養・コロナウィルス除菌・ペット消臭・水害清掃・火災清掃などがあります。
業務内容は業者によって違います。
特殊清掃業者は一般の清掃業者ではできない独自の技術や専用の機材を使って、現場を元通りにできます。
特殊清掃業者の遺体処理の流れ
特殊清掃業者に遺体清掃を依頼するとき、円滑にコミュニケーションを取るために清掃作業の流れを知っておきましょう。
一般的に次のような流れになります。
業者によって内容、手順は異なるので参考程度にしてみてください。
現場の状況確認と見積もり・室内の除菌消毒・汚染箇所の撤去、遺品整理、清掃・室内の消臭、脱臭・状況確認、完了となります。
現場の状況確認と見積もり
この作業は、まず清掃員が清掃現場を訪れ、状況を確認します。
部屋の汚れ、匂い、遺品の量などをみて作業内容を把握します。
これを元に見積書を作成して依頼者に提案します。
室内の除菌消毒
現場の作業では。
最初に室内の除菌消毒を行います。
腐敗した遺体が放置されていた室内には悪臭、染み、害虫などが発生し、いろいろな病原菌による感染症の危険性があります。
これらを除去するために除菌剤を部屋中に散きます。
この時に専用の機材を使って、薬剤を細かくして散くことで、壁の亀裂などの細部に入り込んだ細菌、ウイルスを除去します。
次に匂い、染みがついた家具家財を撤去して汚染箇所の清掃、遺品整理を行います。
さらに現場の状況に応じて解体、撤去も行います。
体液などが床下、壁奥にまで浸透しているときは、床や壁を取り除きます。
業者によってやり方が違っていて、床を解体をしないで、表面に特殊コーティングを施すことで匂い、汚れの元などを防ぎこむこともあります。
室内の消臭、脱臭
一通り作業が終わったら、再び室内を消臭します。
これによって臭いの発生源となる物質を徹底的に除去します。
特殊清掃業者に必要な費用
特殊清掃業者がたくさんの専門知識、技術を発揮しながら遺体清掃を行っていることが分かったのではないでしょうか。
それではどれくらい費用がかかるの?と思う人も多いと思うので、次にその点について説明します。
特殊清掃にかかる費用は次の状況によって大きく変わります。
部屋の間取りと汚染状態です。
間取り別の費用目安
部屋の間取りが広いほど特殊清掃費用は高くなります。
遺体が発見された場所が寝室一室としても、細菌や害虫などによって他の部屋も汚染されている場合がよくあります。
部屋の間取り別の費用相場は以下のとおりです。
1Rは45,000円~、1DKは60,000円~、1LDKは80,000円~、2DKは110,000円~、3DKは160,000円~、3LDKは180,000円~となります。
作業内容別の費用の目安
部屋の汚染状況に応じてどのような作業が必要かによって具体的な費用が決まります。
弊社、リスクベネフィットでは次のように作業内容別の費用を設定しています。
業者によって料金設定は異なるので参考程度にしてみてください。
脱衣所・トイレの作業のケースでは、便座脱着作業に9,800円、床下洗浄コーティングに35,000円、床の切断作業に35,000円、洗面所の撤去に15,000円、トイレのハウスクリーニングに9,800円かかります。
お風呂の作業のケースでは、浴槽の清掃:水が張ってある状態に100,000円、浴槽の清掃は水がない状態で80,000円、浴槽の消臭作業で30,000円、浴槽の消毒作業で15,000円、お風呂のハウスクリーニングで9,800円かかります。
室内の作業のケースでは、床の切断作業に35,000円、オゾン燻蒸に30,000円~、特殊コーティングに1箇所あたり5,000円、ハウスクリーニングはキッチンセットに15,000円、窓に1箇所あたり5,000円かかります。
料金体系、価格設定は業者によって違うため、業者のホームページなどで確認をしておきましょう。
具体的な費用は業者が清掃現場を確認し、見積もり書を作ってもらって始めてわかります。
できるだけ出費をおさえたい場合、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討するのがおすすめです。
特殊清掃が危険な原因

特殊清掃現場というと、どのような状況を想像しますか?大抵の人は、ニオイがきついのでは?虫がいるのではないか?くらいのイメージしか湧かないことでしょう。
何故なら、特殊清掃現場を生でお目にかかる人は、ほとんどいません。
そのため、ニオイがきつそう、虫がうじゃうじゃいそうなどといいった感じに、抽象的なイメージしか湧かない人がほとんどではないでしょうか。
実際の特殊清掃現場は、イメージ通り、ニオイがきつかったり、ウジ虫やゴキブリが沸いていることがほとんどです。
しかし、ニオイなどよりもはるかに危険なものが特殊清掃現場にはあるので、今回はそれをお伝えします。
感染症の危険性
特殊清掃現場はイメージ通り過酷な現場ですが、それ以上に感染症のリスクもあります。
これはどの特殊清掃現場でも同じで、ニオイや虫以上に気をつけなければならないことです。
また、感染症のリスクは、現場の血液や、害虫から発生します。
血液からの感染症の代表的なものとしてC型肝炎がありますが、そのほかにもHIVやらなんやらたくさんあります。
感染症の危険への対処法
特殊清掃業者が感染症のリスクを防ぐために行っている対策は、現場に入ったらすぐ殺菌・消毒作業、・防塵防毒マスクをする防護服を着るなどです。
現場に入ってすぐ殺菌消毒を行います。
殺菌消毒は、見積もりやお客との立会いよりも一番先におこなうことがほとんどです。
防塵防毒マスクと防護服、業者によっては靴も長靴を履いて全身を可能な限り守ります。
ただ、お客と立ち会うときにマスクをするのは失礼だと感じる業者は、立会いときのみ、マスクだけ外すこともあります。
工具による怪我
特殊清掃現場では、丸ノコやスクレーパーなどと言った、大工が使うような道具や工具を使うこともあります。
これらを使うことで怪我をすることも少なくはなく、怪我をしてしまったらそこからばい菌が入って破傷風などの病気を患ってしまう恐れがあるので、その場合の作業はすぐに中断して、消毒や治療を行います。
素人が現場へ入る時に危険な目に合わないためにする
感染症などの知識が全くない素人が、業者を呼ぶ前に現場に入る場合にやっておくべきことがいくつかあります。
やっておくべきことはゴーグルなどで目を覆う・マスクをする・カッパを着る・服の隙間にテープをするなどです。
これらは全て、ホームセンターに売っているばかりなので、本格的な防塵防毒マスクや防護服がない場合は、これらを装備しましょう。
また、特殊清掃現場の空気が服の隙間からテープをすることも大切です。
何故なら、特殊清掃現場のニオイというものはきついので、身体についてしまうと、なかなか取れにくくなります。
なので、素人が特殊清掃現場に入るケースでは、感染症防止以外に、ニオイの付着防止という意味でも、装備は必須ということです。
孤独死の現場は特に危険!対処法は

近年は親と離れて生活している方が多く、孤独死で亡くなる方が増えてきました。
頻繁に連絡が取れないため、残念ながら発見が遅れることがあります。
遺族は亡くなった方の遺品整理をしなければいけませんが、亡くなったまま時間が経った部屋には強い異臭が部屋やもの全体に付着して、細菌感染の恐れがあり極めて危険です。
こうした場合は、特殊清掃を行う専門業者に依頼することが最善策です。
そこでここでは特殊清掃を依頼すべき理由について紹介します。
特殊清掃を依頼すべき理由:腐敗臭は簡単に取れない
残念ながら孤独死してしまった場合、清掃で一番の困難は遺体からの腐敗臭です。
季節や状況によっても変わりますが、発見が遅れると遺体の腐敗が進行し、腐敗臭が発生してしまいます。
目に見えない臭いは部屋全体を覆い、遺品となる家財だけでなく床や壁にもついてしまいます。
臭いが強くなった場合は、近隣住民の方に迷惑がかかる恐れもあるので早急に取り除かなければいけません。
亡くなった方が住んでいた家が賃貸物件は、原状回復の責任があるため部屋を元どおりきれいにしなければいけません。
しかし、どんなに見た目が良くても悪臭がきちんと適切に除去・処理されていないと、次に人が住めなくなります。
特殊清掃士は一般の方が持たないような臭いを除去する特殊な技術と装置を持っているので、こうしたトラブルや問題を解決できます。
特殊清掃を依頼すべき理由:害虫処理が追いつかない
害虫は早ければ数日で羽化し、その後大繁殖します。
また害虫だけでなく、目に見えない細菌も同じように繁殖していると考えられるので、細菌感染の危険性も潜んでいます。
特殊な防護服や装備がないと部屋に立ち入ることには大きなリスクがあります。
虫や細菌は感染・拡大するので、臭いと同じように近隣住民の方に迷惑がかかります。
できるだけ早く安全に殺菌・殺虫するには特殊な薬剤や装置などを使用して徹底的に除去します。
特殊清掃を依頼すべき理由:ショックが大きい
臭いや害虫を排除するだけではなく、遺品の整理もしなければいけません。
虫・悪臭という非日常的な空間で大切な人の遺品整理をするのは心身ともに負荷が大きく困難です。
特殊清掃員は、害虫駆除、悪臭の除去にくわえて、整理についても知識と経験が豊富です。
そのため、迅速かつ丁寧に整理できます。
業者選びのコツ

特殊清掃業者を探すとの注意点について紹介します、
遺体清掃現場での消臭、殺菌実績が豊富か
遺体清掃現場での消臭殺菌経験が豊富な業者に依頼するのがおすすめです。
遺体清掃では部屋の間取り、構造で適切な清掃方法が違います。
経験が豊富な業者のほうが現場の状況を適切に判断してくれてどんな現場でも適切な清掃ができます。
昨今、孤独死が増え、新たに特殊清掃事業を始める業者がたくさんいます。
経験が浅い業者でも薬剤や機器を揃え、手順通りに行うことはできるでしょう。
しかし、建物の構造、間取り、材質などに応じて清掃すべき場所を特定して、薬剤の種類、量などを調整して完全殺菌消臭を実現するといった現場判断力は経験と知識が必要です。
そのため経験豊富な業者のほうが消臭殺菌に失敗しない可能性が高く、安心して任せられるでしょう。
実績が豊富かどうかを知るには次のポイントを確認してみてください。
ホームページなどに記載されていない場合、直接問い合わせてみましょう。
遺体清掃の実績を確かめるポイントには、遺体清掃の実施数が豊富か・事例報告が豊富か・経験年数が豊富か・消臭技術に強みがあるか(特許、試験結果など)などです。
特殊清掃に必要な許可を取得しているか
業者が特殊清掃するのに必要な許可証を取得しているかを確認することも重要です。
特に重要な許可証として解体届・解体許可があります。
前述したように床下などに浸透した体液によってできた臭いなどを除去するには、床を解体しなければいけません。
そのためには解体届・解体許可証が必要になり、この許可証を持っていないと、床を解体することが出来ないで、臭いを完全に消せません。
特殊清掃に関連する資格としては、他にも、事件現場特殊清掃士、遺品整理士、臭気判定士など、特殊清掃などたくさんの種類の資格があります。
しかし、これらの資格を持っていれば、完全消臭まで対応できるかどうかの目安にするのは難しいといえます。
なぜならこのような資格はテキスト問題に正解すれば取得できたり、臭気を測定するという限定的な技術を保証するものだからです。
その一方で解体届・解体許可を持っている業者の場合、次の2つを満たしていることがわかるでしょう。
完全消臭のために床などの解体をして臭いの元から除去している・無許可解体ではなくて、きっちりと法律を遵守している信頼できることです。
残念ながらこのような許可を得ている業者はごくわずかで、無許可で営業している悪質な業者もたくさんいるため十分に気をつけなければいけません。
特殊清掃に必要な許可があることを確認し、完全消臭を実現するための解体技術、解体を行うための法律をしっかり守る誠実さのある業者を選びましょう。
問い合わせ、見積もり時の対応が丁寧か
初回問い合わせ時、見積もり時などの対応が丁寧な業者を選ぶべきです。
なぜそうすべきか、遺体の特殊清掃を頼むのは、ほとんどの人が初めての経験で知識がなく、不安を感じてしまいます。
初回の対応が丁寧な業者では、その後も依頼者のいろいろな不安や疑問に一つひとつ丁寧に答えてくれるので安心して任せられます。
例えば、スタッフの対応が丁寧な業者ならば、見積もり時に立ち会うことができなくても現場の状況を写真で伝えたり、作業の流れについて丁寧に説明したり、依頼者の不安や疑問ひとつに対して親身に答えてくれます。
こうした丁寧な対応さえあれば、安心して特殊清掃を任せられます。
遺体の特殊清掃は依頼者にとって初めての経験なので、わからないことが多くて当選です。
問い合わせ時、見積もり時などの対応が丁寧な業者を選ぶことをおすすめします。
見積もり金額、内容が妥当か
見積もり書の内容をしっかり確認するのも重要です。
通常、見積書には特殊清掃の作業内容、金額が明確に記載されています。
確認をおろそかにすると不当な金額で契約したり、追加料金が発生して困ったりする危険性があります。
例えば、特殊清掃業者のなかには、費用を格安に見積もることで契約を獲得しておいて、作業当日に想定より多くなったなどと訴えて、高額な追加費用を請求してくるケースがたまにいます。
こうした状況に陥らないためには契約前に次の項目をしっかり確認すべきです。
見積もり時のチェックポイント・見積り書に料金、作業内容が明確に記載されているか・作業内容は実際の物件の状況に即しているか・過度に安く見積もられていないか、見積もり以外の追加料金がかかる可能性あるかです。
上記をしっかり確認し、不当な業者を選ばないようにしましょう。
特種清掃には危険が付きまとう!業者へ依頼すべき!まとめ

故人の残した部屋の清掃を素人が行うのには危険が伴うということを説明してきました。
そこで、専門の特殊清掃業者へ依頼してやってもらうのがいかに安全課について詳しく紹介してきました。
ただし、業者選びも重要で、清掃業者に騙されないようにするための選び方についても分かりやすく紹介してきました。
ここで紹介している情報をしっかりと覚えておくと、いざ特殊清掃が必要なときに役に立つことでしょう。
ただ今、お電話すぐに対応いたします。









