特殊清掃は親族ではなく業者へ依頼すべき!依頼時の注意点もある...

特殊清掃コラム

家族の誰かが亡くなってから部屋の清掃屋遺品整理は親族だけで行うのが良いのでしょうか?親族だけで清掃と遺品整理はできますが、特殊清掃に関しては、プロの特殊清掃業者でないとできない作業などがあるということをこれから説明します。
結果として、親族と業者の共同で特殊清掃屋遺品整理は行うべきだということが、今からの説明でわかるのではないでしょうか。

特殊清掃とはどういうものかを知っておこう

特殊清掃とはどういうものかを知っておこう

特殊清掃とは、一言でいえば遺体が腐敗した特殊な現場を清掃して、本来の状態に戻す場合に必要な作業のことです。
数日間、数ヵ月間と、発見されなかった遺体は、死臭や体液の汚れ・ハエやうじ虫が発生している状態です。
この状態で、ハウスクリーニングのみで対処・遺品整理だけをおこなうのは非常に困難なことです。
そのため、必ず遺品整理の前に特殊清掃をしなければいけなくなり、方法を熟知した専門業者がその役割を代行してくれます。

特殊清掃の内容とやり方

汚染箇所の臭いを取り除く
死臭のもととなっている、体液や血液が染み込んだ箇所を取り除けば、死臭の8割は取り除けます。
そこで、まず体液の染み込んでいる日用品や、ゴミの撤去から作業を開始します。
そのとき、まずは臭いを取ることを優先しながら、作業スペースの確保をしながら進めていきます。
実際は、現場の状況から作業効率を考えて動くので、その都度、作業の流れが変わります。

臭いの染み込んだ箇所を薬品やオゾン脱臭機などで取り除く
臭いのもととなっている日用品やゴミの撤去が終われば、体液が染み込んで黒くなった箇所にも対処が必要になります。
黒くなっている箇所の汚れをオキシドールなどで浮かび上がらせて、うじ虫などを退治する薬剤も散布します。
さらに、臭いが染み込んでいる箇所にも、このように物理的に対処します。
床部分や壁紙を剥がす・天井のクロス部分を剥がす・窓ガラスを拭く・木枠を外すなどです。
こうして、部屋全体の臭いを取り除きます。
最後は、オゾン脱臭機で部屋全体の臭いの除去を行います。
業者にもよりますが、大体の特殊清掃業者が導入しています。
ちなみに、体液の染みついた箇所を物理的に取るのか?薬品を使って取るのか?など、現場によってやり方が違います。

故人の遺品や部屋の後片付けは親族がすべき?業者へ依頼すべき?

故人の遺品や部屋の後片付けは親族がすべき?業者へ依頼すべき?

特殊清掃は、必ずプロの業者の力が必要になります。
そして、遺族が立ち入るのはとても危険な行為です。
ここでは、特殊清掃屋遺品整理を業者へ依頼すべき理由について詳しく説明します。

孤独死があった現場の遺品の多くは処分品

孤独死があった現場の遺品の多くは処分品となります。
なぜなら、80%くらいのものに死体の腐敗臭が染み付いているからです。
孤独死の特徴として、死体の発見が遅れることがあります。
死体を数日間放置すると腐敗して、悪臭や雑菌が発生してしまいます。
死体の体液によって家財が汚れることもあります。
そのため、孤独死が起きた現場にあるほとんどの遺品が処分品になります。
現場に残った遺品整理は、遺品として残すものと処分するものに分ける作業だけでも相当な労力と時間が必要です。
また、腐敗・細菌によって整理をする人に健康被害が及ぶこともよくあります。
そのため、孤独死の遺品整理は特殊清掃もできる業者に依頼することをおすすめします。

遺品整理は親族ではなく業者へ依頼すべき!

孤独死の起きた現場には、特殊清掃もできる業者を呼んで一緒に遺品整理をしましょう。
特殊清掃とは、周囲へ影響を与えるような臭いや自分たちでは取れない汚れを清掃する作業です。
遺品整理を行う前にある程度特殊清掃をしておかなければ、汚れや臭いが酷くて家の中に入れないのです。

腐敗臭が酷く近隣に迷惑
孤独死の現場から腐敗臭が出てしまい、近隣に迷惑がかかります。
孤独死の発見で多いのは、腐敗臭によって発見されるケースです。
死体の腐敗臭は酷く、通常の清掃・掃除では腐敗臭は取り除けません。
そのため、一般的に特殊清掃業者による消臭をしなければ、窓を開けてはいけないようになっています。
というのも、腐敗臭が外に広まり、近隣の迷惑になるからです。
だからこそできるだけ早く特殊清掃業者を呼び、窓を開けても腐敗臭が外に漏れないような環境にしなければいけません。

親族では清掃できないことが多い
孤独死の現場の汚れは、素人で清掃できないことが多いです。
一見、普通のハウスクリーニングでも良いのでは?と思うかもしれません。
ハウスクリーニングでは対応できない汚れも孤独死の現場には存在します。
たとえば、体液や血液などが床にこびりついています。
腐敗臭で、雑菌や害虫が湧いていることも意外に少なくありません。
しかし、特殊清掃業者なら素人では取り扱えない薬剤を使って部屋をきれいにしてくれます。
このような現場の消臭・除菌・清掃は特殊清掃業者でなければ対応できません。

特殊清掃と遺品整理を別で頼むと費用が高くなる
特殊清掃と遺品整理を別の業者に依頼すると費用が高くなります。
孤独死の現場に特殊清掃は必要不可欠です。
また、遺族がいるのであれば遺品整理も清掃途中に行うことになります。
特殊清掃と遺品整理を別の業者に頼むと、特殊清掃の作業員の手を止めて遺品整理をすることになるのです。
当然、手を休めている間も特殊清掃の作業員の稼働時間として請求されます。
特殊清掃のスタッフ・遺品整理のスタッフそれぞれに費用を支払うことになります。
また、別々に依頼するよりも効率よく作業を進められます。
このような理由から、孤独死があったときは特殊清掃と遺品整理の両方を依頼できる業者に依頼すると良いでしょう。
ここまでで、孤独死のあった現場の場合は、遺品整理をするために業者を呼ばなければいけないことが分かったのではないでしょうか。

親族が遺品整理をするときの注意点!

親族が遺品整理をするときの注意点!

身内が孤独死するとどうすれば良いか分からないと気が動転するかもしれません。
しかし、次のような注意点を事前に知っておけば正しく対処できます。

部屋には特殊清掃後に入るべき

孤独死のあった現場には、特殊清掃前に入ってはいけません。
なぜなら、死体による強い腐敗臭によって体調を崩す恐れがあるからです。
また、孤独死した故人の形のまま体液が床材に残っていたり、大量の血液が流れている現場もよくあります。
生々しい孤独死の現場を見ると脳裏に焼きついてしまって、その後にフラッシュバックに苦しむ原因にもなります。
必ず特殊清掃後に部屋に入るようにしましょう。

手袋とマスクは必需品

孤独死の現場で遺品整理をする際、手袋やマスクを必ず準備しましょう。
孤独死の現場に残された家財には、腐敗体液や雑菌が付着しています。
手に雑菌や汚れが付着するのを防ぐために、手袋は必要です。
また、腐敗臭や雑菌を吸い込むことを防ぐためにマスクも着用してください。

勝手に窓を開けたり風呂を流したりしない

孤独死のあった現場では、勝手に窓を開けたり風呂を水で流したりしないようにしましょう。
発見時などの特殊清掃前には、現場に腐敗臭が充満しています。
そのため、換気をしようと窓を開けたくなるかもしれません。
しかし、窓を開けてしまうと近隣に強い腐敗臭を流してしまいます。
腐敗臭が洗濯物について取れないといった苦情を受けたり損害賠償を求められることもあります。
また、風呂場で孤独死をしているケースも、つい風呂のお湯を流したくなるものですが、これもよくありません。
遺体が現場に残っていない場合でも、腐った皮膚や髪の毛、骨が残っている可能性も考えられます。
風呂を水で流してしまうと、排水溝が詰まったり水路に死体の一部を流す要因になることもあります。
特殊清掃業者の許可もなく、窓を開けたり風呂を流したりしないようにしましょう。

遺品はできるだけきれいな状態にする

遺品整理をするときは、きれいなものだけを残しておきましょう。
というのも、孤独死で何日も経過している現場には細菌が舞っています。
細菌が遺品に付着しているケースもあるので、きれいな状態で遺品を残さなければいけません。
除菌スプレーを使うなど、細菌を取り払っておきましょう。
また、残したい遺品について業者に残しても良いか確認することも大切です。
物の状態を業者に判断してもらい、難しい場合は処分もやむを得ません。

特殊清掃業者を依頼するときにおこりやすいクレーム要因

特殊清掃業者を依頼するときにおこりやすいクレーム要因

特殊清掃業におけるクレームを知るためにも、やはり特殊清掃業特有のクレーム要因を知ることが重要です。
特殊清掃業におけるクレーム要因は次のようなものが考えられます。

特殊清掃業が発展途上の業界であること

特殊清掃業とは、遺体発見が遅れたせいで腐敗が進んでダメージを受けた部屋や、殺人事件や死亡事故、あるいは自殺などが発生した凄惨な現場の原状回復を手がける業務全般のことを指すものと言われていますが、求められる業務の内容は極めて高度なうえ専門的です。
そして、業務の性質上、完全な原状回復が不可能なケースがあります。
例えば、建物の構造部分にまで遺体の腐敗液がしみ込んでいる場合等です。
しかし、これらの点について、お客に広く理解されているとは言い難い面があります。

請け負う業務の内容を特定しにくい

特殊清掃業は一口に言えば原状回復業務となりますが、実際に行う作業としては多岐に渡ります。
遺体から出た体液(腐敗液)により発生した汚染箇所の脱臭・撤去、床材の撤去、害虫駆除・殺虫処理、屋内の脱臭処理などです。
特殊清掃を行う前提として、ごみの搬出を行う必要がある場合もよくあります。
この場合、外部業者との提携が絡み、請け負う業務の範囲を特定するのは難しいでしょう。
実質的にリフォーム業を行う結果となることもあり得ます。
また、遺品整理業と同じように、事前の予測が難しいのです。

どの時点で業務が完了となるのかが不明確

特殊清掃をきちんと行っても、現場の状況によっては、完全な原状回復が不可能な場合もあります。
腐敗液が床下までしみ込んでいる、壁に臭いが染みついて取れない等によっては、全面リフォームが必要なケースもあります。
お客の中には特殊清掃業者に任せれば全部きれいにしてくれるという安易な認識を持っている人もいます。
完全な原状回復が可能か、原状回復のためにどのような行為が必要か、実際に業務に取り掛からないと不明な場合が多いのです。

特殊清掃は親族ではなく業者へ依頼すべき!依頼時の注意点もある!まとめ

特殊清掃は親族ではなく業者へ依頼すべき!依頼時の注意点もある!まとめ

故人の部屋の遺品整理や清掃作業を親族だけでするのは陸奥会志位面があるということを説明してきました。
今回、特に特殊清掃は業者へ依頼してやってもらうのが一番だということが分かったのではないでしょうか。
親族でできる作業は行って、特殊な作業はプロの業者へ依頼すべきだということを理解したうえで、今後同じような状況のときの参考にしてください。

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